崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「処女像」

2017年11月28日 05時32分42秒 | エッセイ

 サンフランシスコ市は慰安婦像を正式に受け入れる。枝葉的に逸れていく現状が現われていると思ったが真摯な話が出た。両都市の姉妹関係の提携解消に反対する動きがある。反対の理由は、地方自治体の行為によって、政府の外交交渉に影響を与えてはいけない、交流を更に進め、対話で解決すべきだという。政治家たちによって参反の意見の台頭は良い。民主主義、言論の自由の社会であるから。
 私の故郷の東豆川に「処女像」を立てるという。日韓関係はますます悪くなっていく。「和解のために」と叫んだ教授が有罪になるのをみて言葉を失う。晩さん会に元慰安婦参加などは外交レベルではなく、政治的に反発することでもない。しかし日本は政治的に発言をした。過剰反応であろう。処女像、少女像、慰安婦像などなど銅像だらけでも放ったらかしておくべきである。そのような世俗的のものは破壊されてきた著しい近い歴史がある。二宮金次郎、スターリン、毛沢東、フセインなど多くの銅像を壊したのをみて知っている。