オリンピックの映像から韓国のドラマへ切り替えた。家内が見ている連続ドラマの視聴に加わった。大声での喧嘩の場面が繰り返され、嫌な異様な場面に目を逸らしベッドに向かった。韓国式の怒る表現として物を壊し、携帯などを解体壊して投げる、食事の食卓を引っくり返す、コップの水を人の顔にぶっ掛けることである。日本的には我慢して復讐心を抱き、刺すようなことは韓国のドラマでは少ない。どちらが良い悪いは言えない。異様なこと、不思議なことは男性の暴力の場面はすくない。女性が男の顔に水を掛けて侮辱する場面は多いが、逆の方はない。男尊女卑、家庭暴力の韓国の男性像は少ない。ドラマは現実を表わさない教科書(?)であろうか、韓国女性の悪質を表現するものだろうか。 先日カンボジア訪問の時、水スプレー祭りへの観光案内が数回あった。水をかけられることによる祝福される祭りである。今日本は猛暑、旱魃、水が欲しい。しかし韓国では伝統的には雨乞いでも水をかける習慣はなかった。ただ最近映画などで侮辱の表現として水を人の顔にぶっ掛けることになっている。殴らず簡単に侮辱する表現になったようである。しかし私が生まれ育った時代には全くなかった、新しい文化である。留学当時は日本で仏像などに水を掛けるのを見ても違和感があった。