昨日の観光人類学の講義に蔚山大学校の日本語学科の学生20余名が2回目の受講をした。前回とは全く違って自然や文化遺産を見る観光ではない、観光施設を作ることをテーマにした。ウォルトディズニーが1950年代カリフォルニアに作って以来、フロリダ、東京、パリ、香港、上海にディズニーランドが作られ、今だに人気を持っているその秘訣に関することをテーマにした。まず東京ディズニーランドの30周年パレードの映像を流したら学生たちから歓声が上がった。その面白さと楽しさを学生たちに質問した。普段見れない世界(渡辺君)を体験できる(沈さん)という答えが返って来た。その話をもって講義は本論に入って、文化遺産や自然を一方的受身的に見るということからアニメーションキャラクターの夢の世界に入って一緒に歩き、踊り、写真を撮る体験が面白いということが分かるようになった。人気の秘訣に迫った。多様なアトラクション、キャラクターの魅力、テーマ空間、ユニークな設計など教科書に戻って説明した。その後、蔚山大から日本語の挨拶、東亜大からの交流を続けるという挨拶、感想文を書かせて授業はあっという間に終わった。ディズニー式の授業であった。 次の日本宗教史の講義では「あなたにとって踏み絵は?」という重苦しい話題になった。
学生たちの感想文には文化財や文化遺産は復元や変更はしない方がよいという意見が多かった。しかし韓国では昌慶宮などで日本色を消す作業をするというニュースが流れている。このままでいくと韓国の文化財や遺跡などはほぼ偽物、復元の「新品文化財」になってしまうのではないか、非常に重い憂いを持っている。古いものを新品化するより、夢の想像施設をつくったほうがよい。世界的に、特に韓国の文化財復元政策は立て直すべきである。
学生たちの感想文には文化財や文化遺産は復元や変更はしない方がよいという意見が多かった。しかし韓国では昌慶宮などで日本色を消す作業をするというニュースが流れている。このままでいくと韓国の文化財や遺跡などはほぼ偽物、復元の「新品文化財」になってしまうのではないか、非常に重い憂いを持っている。古いものを新品化するより、夢の想像施設をつくったほうがよい。世界的に、特に韓国の文化財復元政策は立て直すべきである。