崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

携帯電話

2010年04月23日 05時25分41秒 | エッセイ
 出勤の時,携帯電話を忘れて持たずに職場に出て一日麻痺状態であった。職場で外線を利用することも面倒な研究室では外部との連絡はもちろん電話番号や約束カレンダーなどが分からず不便な一日であった。携帯電話をこなせるのは若者のように思う人が多いと思うが実は年齢を越えて重要な生活文化として定着している。
 私は以前にも触れたように若者の文化ともいえる携帯電話を教育に利用できるのではないかと考えていた。それは私自身を含めて紙文字より携帯やインタネットなどで文字を読むという緊迫性があるからである。私は目下講義のレポートや感想、予告などを受講生たちの携帯を利用している。教室外でもコミュニケーションができる便利な教育システムができそうに思っている。ipodがより一般化されると教育により便利な道具になりそうで期待している。学校教育の場において、携帯教育改革も予想される。