偶然に昨日の「毎日新聞」朝刊に拙著3冊の広告が出ていたのを見つけた。数年前第一書房から出した『差別を生きる在日朝鮮人』『樺太朝鮮人の悲劇』『植民地の朝鮮と台湾』が載っている。日本の植民地、日本人による朝鮮人惨劇、差別などは古くからの恨み、嘆きなどの闇の歴史、弱者への私なりの眼ざしの著作である。それらの拙著では日韓どちらも味方をしていない。呉善花氏との対談集の『これでは困る韓国』では悪評がある。また韓国MBCの「PD手張」の報道では私がうそつきになったようであり、その映像を求めている。一緒に読み合わせて欲しい。
学問とマスコミの関係を考えてみたい。マスコミや世論に乗って書いてきたら楽であったかもしれない。振り返ってみて、反日愛国主義に乗って日本を批判する文を書いてきたら私の人生はより順調だったかもしれない。しかし私はその世俗とは逆行してきた。それは辛い細道であった。私はそれで良いと今でも思っている。
学問とマスコミの関係を考えてみたい。マスコミや世論に乗って書いてきたら楽であったかもしれない。振り返ってみて、反日愛国主義に乗って日本を批判する文を書いてきたら私の人生はより順調だったかもしれない。しかし私はその世俗とは逆行してきた。それは辛い細道であった。私はそれで良いと今でも思っている。