崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

海上の船舶衝突

2008年02月21日 06時38分37秒 | エッセイ
 関門海峡を見下ろしながら住むようになってから多くの外国籍の船舶を含めてたくさんの船の往来を日常的に見ている。ある日は百隻ほどの漁船が視野に入る。そして大きい船舶などは煩く汽笛を鳴らす。排気ガスも酷い。海上には汚染、密入国や海賊などの問題が多い。車の排気ガスを厳しく制限しながら船舶に関してはどうなっているのだろうかと思われる。漁師にとって海は漁場であり、農民の農場のように英語ではfarmという。陸地に比べて海上には国境が明確に認識しにくく問題が多い。その海で漁船が海軍のイージスイカンによって破壊された。この事故で救出作戦が遅れたことの責任問題、これを契機に海への認識が高まることを期待する。