崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

沖縄米軍性暴行

2008年02月12日 06時12分04秒 | エッセイ
 私は朝鮮戦争中、隣の家で国連軍の中のイギリス軍が起こした性暴行未遂事件を目撃した。また村のある若い女性が老婆に扮装していても農作業中拉致されて40日後同じ場所に下ろされ帰宅したことがあった。隣の村ではの米軍黒人を村人が殺した。この時期を経て売春婦が現れて、わが村は売春村になった。わが村から4キロ離れた東豆川は売春市(?)ともいわれるほどであった。韓国では有名な米軍の性暴行と殺人事件なども数多く起きた。沖縄は海兵隊として家族連れの軍人も多く、韓国に比べて性暴行は少ないと思ったが沖縄の高里市議員の調査によると頻繁に起きているという。また性暴行が起きて日本国民が怒っている。私は戦争と性の問題、男性の性欲の自己コントロールの難しさの根本的な政策、倫理などを考えた。それをまとめたのが拙稿、早稲田大学出版部発行の『恋愛と性愛』である。参考にしていただければ幸いである。