崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

大学生の読書

2008年02月06日 07時09分23秒 | エッセイ
 日本人の読書量は多く長いということで世界的には有名であるが、最近車内の読書の風景も携帯と居眠りの風景に変った。これは疲れている風景と思われる。大学生が一ヶ月に一冊の本も読んでいない人が3割ほどだという調査報告があった。また多く読む人もいて、その格差も大きい。推薦参考文献などを作って学生たちに誘ってみるが、関心を示す者はほぼいない。大学は少子化現象で経営が大変ではあるが、それより教育の質の改革が必要であり危機である。