崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

朝青龍へのバッシング

2007年08月08日 06時43分26秒 | エッセイ
 今、朝青龍に対して日本的なバッシングが激しい。日本の国伎という相撲を外国人に開放したことで日本の国際化を大きく進展させたと思われる。横綱が二人ともモンゴル人であることもそれであろう。その一人が軽率な行動で二回も出場停止となっているのは罰が重過ぎではないかと思う人もいる。スポーツの中で麻薬や酷い反則などでの罰ではなく、倫理的な行動で選手の出場を中止することは酷すぎだと私も思う。ある留学生は「出る釘は打たれる」という諺のような日本人の意識構造が見えるといった。