崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

北朝鮮、どうするつもり

2006年07月06日 06時25分59秒 | エッセイ
 北朝鮮には民主化運動の種もない。韓国では朴大統領が独裁的であっても国民は李承晩大統領の時代に、ある程度の民主化を経験したので、それが種になって民主化が可能であったと思う。しかし北朝鮮では金日成・金正日が一貫しており、民主化の種もない。内部からでは民主化が難しい。北朝鮮を外へ開放させることが大事であり、それは日本との国交正常化が一番だと思う。
 デポドンとは鬱憤を払すショーであろうか、昨日は韓国の海洋調査船、そしてテポドンと朝鮮半島が日本に攻めてくるような感じが、日本人に危機感を持たせ、日本のナショナリズムを強化させるのではないかと心配である。金正日政権は嫌であっても、その国民は保護されなければならない。3回訪朝したことのある者として今度の発射はとても残念である。