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芭蕉の俳諧:猿蓑(26)

■旧暦7月26日、月曜日、

(写真)無題

今日は爽やかな一日だった。それにしても腹が出てきたな。夏の間、ビール飲みすぎたか。

出でし腹もとに戻さん唐辛子   冬月

オバマの公的保険制度創設をめぐる共和党と一部のアメリカ市民の反応を観ていると、その方法論には賛成できないが、事態を正しく認識しているのは、いまだに、ビンラディンではないか、と思えてくる。イデオロギーの洗脳は、北の国よりも、アメリカの方が、ある意味で、巧妙かつ強靭なんだろう。なんせ、莫大な金が絡む。以下の記事、参照。

オバマ政権の医療改革などに10万人が抗議デモ ワシントンで

米医療改革「公的制度こだわらず」 大統領報道官

「ホワイトハウスを解放せよ」、ビンラディン容疑者が米国民に呼びかけ

CNNのカテゴリーを通すと、現実はこう見えるようだ。かなり、ファインダーが狭くなっている。

ビンラディン容疑者の新肉声か ネットで発表



デイヴィッド・G・ラヌーによる一茶の英訳

the stray cat too
goes wife-hunting...
nightfall

nora neko mo tsuma kasegi suru yo nari keri

のら猫も妻かせぎする夜也けり

by Issa, 1805

Issa suggests that he, like the tomcat, is in search of female companionship this night.

■この訳者注には、笑った。確かにそうかもしれない。



いがの国花垣の庄は、そのかみ南良(なら)の八重櫻の料に附けられると云傳へはんべれば
一里はみな花守の子孫かや
   芭蕉

知人にあはじ〱と花見かな
   去来

ある僧の嫌ひし花の都かな
   凡兆

■芭蕉の句、驚きが素直に伝わってきて惹かれた。去来の句、寂しくもあり、嬉しくもあり、ちょっと可笑しい。凡兆の句、「ある僧の」の詠み出し、なかなか出ないと思うが、主客の距離が遠い。



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