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飴山實を読む(91)

■11月7日、木曜日、

(写真)枯薄

一ラウンド、アファナシエフの翻訳が終わった。いくつか当人に確認しなければならない点があるが、あとは、ひたすら、原文と訳文を音読して推敲する作業である。かなり気が楽になる。これで、TJ大学の学生200人を相手にしたレクチャーの原稿作成とその前提になるサイバーの翻訳に専念できる。レクチャーは3時間の枠を取っていただいたので、相当、気合いが入っている。学生さんは素直だから、つまらなけば、寝る。寝られたら、当方の完敗である。だからと言って、笑わせればいいわけじゃ、もちろんない。情報化社会がテーマだが、詩の朗読も挟むつもりでいる。




淡海にも立ちて卯月の波がしら
   『花浴び』

■卯波を淡海にも見出した感性に惹かれた。琵琶湖は、芭蕉の好んだ地域なので、現代でも多くの俳人が吟行に訪れる。そのこと自体は、地域に魅力がある証拠なので、いいと思うけれど、自分で、新しく現代の「歌枕」を開拓するスタンスがあってもいいように思う。



Sound and Vision

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