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往還日誌(178)





■7月9日、火曜日、曇りのち晴れ。

今朝は、ベランダでストレッチしていると、下の階から珈琲の香ばしい香りが漂ってきた。

普段、朝一は、深蒸茶を飲むのだが、きょうは、珈琲を淹れた。

俳人の長谷川櫂先生より、『俳句と人間』と『自選500句』を、京都にご恵送いただいた。

感謝である。

俳句において、先生から、学ぶことは多い。

午後、野村喜和夫先生の「午後2時の会」。

この会で、迷走中の詩作の方向が定まったことは数知れない。

ここで、新しい実験シリーズを開始した。

きょうは2編発表。

後の刊行記念の会で、詩友Kさんより、安倍公房の『箱男』の中の部分と似ている点があり、面白かったという感想をいただく。

夕方に終わって、私の詩集『二〇の物と五つの場の言葉』の刊行記念の会をみなさんで開いていただく。感謝である。

いろいろ話していて、今後、2つの詩のシリーズを同時に進めてみることとした。

帰宅して、早速、新しい詩「門 variation 1――眼の微分」を書き始めるが、極度に難航。

夜、ごみを捨てに行って、ベンチでぼんやり、欅を見つめた。

ふと、ある気づきが2重に訪れて、一気に、書き上げる。

variationは全部で9になることがわかっている。



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