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往還日誌(62)






■11日、火曜日。「一日一句」が、もうすぐ、3000番になる。3000日は、 8.2136 年である。この3000句は、途中、抜けたりもしているので、始めたのは、今から、12年以上前の2011年1月20日だった。最初は、写真をつけていない。

あの3.11よりも前から行っていた。たぶん、これも、一生続けることになるだろう。俳句には、ずいぶん、助けられてきた。俳句を私は、「理念的文学」と考えている。あるべき自然と人間の関係性を提示することで、それ自体が批評・批判になっている。そういう形式を備えた文藝――この文藝の偉大さは、季語の多様性によく表れている。夏の季語の微細を極めた豊かさ――日本の俳人以外の、いったい誰が、蚊や孑孑を「詩」にしようとするだろうか。

年金受給後の仕事のあり方を再考する時期に来ている。3つのライフワークを設定しているものの、これらは金にならない。それどころか、金がかかる。今のような激しい働き方は、長くは続かない。

午後から、野村喜和夫さんの「午後2時の会」。いろいろ学びがある。詩は、まさにライフワークの一つであり、今後も、自らの詩学を深め展開してゆくべく。

きのうは、市の健康診断だった。往還生活を始めて、早くも7か月目に突入している。この生活が、どのように身体に影響しているのか、数値に出ているものを見てみたいと思っている。とくに、断食の影響はどうか、骨密度もあわせて測定してみる予定。主観的には、大変調子はいい。




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一日一句(2998)







夏の門くぐつて緑走りけり






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