goo

一茶を読む:七番日記(53)


■旧暦6月24日、日曜日、、河童忌

(写真)立ち葵

外出から戻ると、うちの女性軍がはじけている。聞くと、今日はうち居酒屋なのだという。沖縄のオリオンビールが決め手になったようである。オリオンビールは、沖縄で生産しているものと、アサヒビールがOEM生産しているものの2種類ある。近くに沖縄物産店があり、沖縄オリジナルが入手できるのである。やはり、OEMより美味い。ビールは、硝子のジョッキから、陶器のグラスに替えて、いっそう美味になった。陶器で飲む方が美味しい。注ぐと、すぐに冷える。陶器は、旨みを上手く引き出すのだろうか。

谷口ジローを読み始める。面白そうなコミックばかりで、何から読むべきか、迷うのだが、ブックオフで、店員のお兄さんが見つけ出してくれた『孤独のグルメ』(久住昌之原作)から、読んでいる。やはり、食いしん坊なのだろうな、自分W。店の名前が安易に載っていないところがいいところなのだろう。創作でもいいのだし。



寝ぼけたかばか時鳥ばか烏   文化十年

■一読笑った。子どもが友だちに悪口を言っているみたいで、笑える。このとき、時鳥も烏も、親しみ深い存在として、われわれの前に現れる。こういう感覚は、惹かれる。いくら、こざかしい事を言ってみても、所詮、人間も馬鹿なのである。原発問題を見れば明らかである。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

一日一句(179)






どぶ川の鯉に餌やる葵かな





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )