
昼網ものの、ナゴヤフグの湯引き刺身ざぁまふ。
ナゴヤフグ………これは通称。当たったら終わり(尾張名古屋)だから、ナゴヤって呼ばれているみたい。鉄砲と同じかな。テッサは鉄砲刺身の略やもんね。関西では、テツはフグのことっす。
ほんで、ナゴヤフグとは、ショウサイフグのこと。
当然だけれど、皮や内臓、毒性の強い部位がある頭とかは、フグ扱いの公的な認可をされた人によって、安全な身欠き状態に処理されてから販売されておりまする。
ま、夏でも、オイラは食べてますがぁ、こう寒さが増すとテッチリ(フグのチリ鍋)が恋しくなりやす。
しかし、今回は湯引き刺身なのね。
高い養殖もんのトラフグより、オイラは断然ナゴヤフグが好きよ。でも、朝とれて午後から店頭に出す昼網ものに限ります。
鮮度が命やもんね。見かけが立派な生シロサバフグの丸ものを買ったこともあるけど、昼網じゃなかったからか、身がやっこすぎてますた。冷凍の大きなシマフグもしかり。
やはり、小さくてもトレトレのナゴヤフグが一番だよね。

身欠きで14~17センチほどのナゴヤフグが5匹で500円。


こうして、三枚におろしてから熱湯をかけて冷水にとり、ペーパータオルにしっかり水気を吸わせておけば、冷蔵庫で3~4日は楽勝にもちます。


握り寿司もいいね。酢飯に合いますよ!


いろんなネタと組み合わせていただきやしょう。マグロ、マダコ、赤貝なんかどうっすか?

これは、天然真鯛の皮湯引きと一緒盛り。
三枚におろしたときの中骨で出汁をとって、骨に付いた身を指でほぐし、雑炊やお粥さんにしても良いよ。

昼網でも、このナゴヤフグは数が少ないんで、あるときに買い込んで、冷凍してもオーケー。ブツにすれば、お鍋が簡単にできまっせ。
白菜、菊菜、豆腐、シメジを具に、ポン酢紅葉やスダチ、ゆず胡椒なんかでどんぞ!
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