かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日印連合で月の南極へ水を求めに出かけるのだそうな。

2019-07-30 21:04:28 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は26℃、最高気温は35.2℃。五條市の今朝の最低気温は23.2℃、最高気温は33.7℃でした。今日もまた暑い一日でした。7月はまるで梅雨が終わらず、いつぶりかと首をひねるほどの冷夏でこの寒いまま夏が過ぎてしまうのかと思いきや、梅雨が明けた途端これまでの遅れを取り戻すかのように昨年並の猛暑がやってくるとは、なんとも驚きの展開です。昼間に雲が多くなって来た時には、大気が不安定で夕立でもあるのか? と期待したのですが降る様子はまるで無く、いつしか雲も消えて暑いままでした。しばらくこの真夏気候が続く様子なので、夏バテしないよう気をつけて過ごさねばなりません。

 さて、日本がインドと手を組み、世界に先駆けて月面上で水を発見しようという意欲的な探査計画が現れた模様です。日本が月まで飛ばすロケットと月で探査に走り回る車を開発、インドは月に着陸する装置を担当するとのこと。実際の探査は4年後で、月の南極に飛び、水を探すのだそうです。これまでにも、月の極地帯には太陽の光が届かない部分があり、そこに大量の氷が存在する可能性がある、として日本の探査機「かぐや」を始め、多くの国の探査機が月の水を求めて調査を繰り広げてきました。インドもチャンドラヤーンという探査機を繰り出していますが、今のところ、月の水の存在を示す決定的な証拠は得られておりません。一説には数億トンに達すると言われる月の水、発見できれば、それを使って月面上に恒久基地を設置できるとあって、是非この試みには成功して欲しいと切に願います。
 しかし、宇宙開発でまさかインドと手を組む日が来ようとは、一昔前では考えられない隔世の感がある話ですね。インドがそれだけ急速に宇宙開発への地力を付けて来ている証左でもありますし、日本としても、安く月探査に取り組むことができる機会になるようで、アメリカのごとく巨大予算を湯水のごとく注ぎ込むことができない我が国としては、ありがたい組み合わせだと思います。お互いいいように利用しあって、将来につないで行けたらいいですね。


コメント
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