自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
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幸運を呼ぶ笛"フィスキエット"の博物館

2019年01月06日 | イタリア・プーリア2018
「プーリアの太陽」という本を執筆された幸子さんに、ルティリアーノに滞在すると言ったら、笛の町ですよ、と教えてくれた。

笛と行っても、テラコッタのアート作品。 人の形をしていたり、建物の形や、風景や、、、無限。
幸運を呼ぶ笛として、結婚式や大切な人への贈り物にするそうです。

5泊6日でお世話になったルティリアーノともお別れ、バーリまでの移動もケイコさんにお願いしていた。
するとケイコさんから、「フィスキエット博物館」興味ありますか? もし、行かれるなら、バーリに移動する前にご案内します。

おお、最後までホスピタリティが止まらない・・・ケイコさん。 ありがたい。 博物館となっていても普段はオープンしておらず、予約が必要なようだ。

フィスキエット博物館

立派な建物。

中に入ると、毎年一回開催されるコンテストで受賞した子供たちや一般の方々の作品が展示されていて、なんだか、展示作品は少ないのか・・・?


と思ったら、奥へ案内され、あるわあるわた〜くさん。


オリキエッテを作るマンマ。 生ハム〜。

働くマンマ、職人、人々の暮らしを描いた作品がたくさん。

あらてめて言いますが、、、はい、全部、"笛"です。


Mocciaモッチャさんという方が、有名な職人さんらしい。 政治家や風刺の作品も多い。 お巡りさんもみんなが好きな題材のよう(笑)

4人で、面白く楽しく見学していると、、、
こんなに興味深く観てくださったお客様は、初めてです。とケイコさん。 大人になった我々だから、こういったその土地の文化も楽しめる。 美しい景色や建物、有名な美術作品にしか興味のない人たちには、退屈に感じてしまうことだろう。

町に貢献しているパパの力もあり、案内くださった美術館の職員さんも、とっても良くして下さり、最後は、作品集やカレンダーまでプレゼントして下さった。

楽しく、そして、ゆったり過ごしたルティリアーノともお別れ、また来てみたい、小さくて素敵な町でした。


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