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自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

大宰府 北谷の窯

2017年12月25日 | 福岡・佐賀2017
太宰府天満宮の門前をぶらぶらしながら、バー倉吉のリーゼント店長の叔父さんがやっているという陶器店をのぞいてみる。 うる覚えだった割には、この辺りか〜?とちゃんと勘を働かせ、お店を見つけることができた。

・・・が、張り紙がしてある。 ??? 窯開きの為、留守中。ガーン(◎_◎;)
この店の窯ってどこだ? 困っていると、向かいのお店のおばちゃんが、大きなゼズチャーで、こう行って、こう行って・・・と教えてくれる。 どうする? その窯開きっつうのに、行く??? Kさんは、昨日から、お習字に使う文鎮が買いたいと言っている。
よしゃ、行こうっ!!

向かいのお店のおばちゃんが言った通り、S字にくねくねしながら、山を登っていく。 20分くらいで、「北谷の窯」に到着。 ふ〜www.

なんか、いい感じじゃないっすか。

ごめんください〜。

あら、中も素敵〜。

「あの〜、昨日、甥っ子の鉄平さんから、ここを教えて頂いたんですよ〜」
それは、それは・・・と、喜んで頂き、お茶とお菓子をごちそうになり、お買い物♪


陶芸作家の佐々木氏(リーゼント店長の叔母の夫)は、北海道に生まれ、京都五条坂の師匠に従事し、その後、信楽、丹波、石見、九州各地の窯で約10年修行をされたそうだ。 40年前にこの地に窯を開いた。 奥様もとても品のいい感じで、お二人のお人柄に、すっかりおばあちゃんの家にいるような、ほっこりした気持ちになる。

高齢になった佐々木氏、たくさんの作品を作れなくなってきた。 一年コツコツと造り、一年に一度、登り窯に火を入れる。新しい作品達が焼きあがると、毎年11月末〜12月初めに窯開きをしているそう。 しかし、昨年ご病気をされたそうで、今年は窯に火を入れることが出来ず、新しい作品がない。
なので今回は、今までの作品達だけ。 毎年楽しみにしてくださっているお客様のために、今期は、大幅割引で窯開きとした。 我々にとっては、超ラッキー♪ なんと値札の半額で購入できた。 私も普段に使える小皿と、アイスクリームや果物、もしくは煮びたしやお新香なんかを、盛り付けたら超美味しそうな小鉢をゲット(*^^)v あ〜、この3日間、唐津、伊万里、そしてこの大宰府の北谷と、期せずして焼き物の旅になったな〜。
文鎮を欲しがっていたKさんも、無事、お気に入りに出会えた。

人の出会い、モノとの出会い、昨日のリーゼント店長からのこの展開。 旅は面白い♪

最後に、登り窯も見学させて頂く。

ぎっちりここに作品を入れ、次の部屋にまた作品を入れ、、、と、相当の作品が一度に焼かれるわけだ。

さあ、そろそろ急いで空港へ向かう。
みんなとの最後の食事。

空港で、とんこつラーメンを♪

一番早い便のM妻、私は知っていました、彼女の早食い(;^ω^) 特に麺が早いのです。 以前、スキーに一緒に行ったとき、ラーメンを凄いスピードで吸い込んでいた。 私は、吸い込むという動作が苦手で、マックシェイクも飲めない。 はい、M妻、見事5分でやっつけ、「じゃ〜、行くね〜」とカッコ良く札幌へと旅立っていった。
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太宰府天満宮 & 梅が枝餅

2017年12月24日 | 福岡・佐賀2017
12月4日(月) 午後には、M夫妻とKさんが福岡を発つ。 みんなで過ごす時間は、半日となった。 なので博多から近い大宰府へ。
太宰府天満宮は、藤原道真公をまつった神社。 学問、至誠、厄除けの神様。 全国にある天神様をまつる神社の総本宮だそうだ。

大宰府に到着すると、、、大型観光バスがいくつも留まっている。 中国人や韓国人の団体さんが・・・迫ってくる〜(◎_◎;)


この牛ちゃんの頭をなでると頭が良くなるとか・・・で、長蛇の列(◎_◎;)


大勢の観光客、自撮り棒で心ゆくまで写真をとってるお邪魔な中国人おじさん、、、をかき分けながらお参り。


太宰府天満宮といえば、梅が枝餅なんだそうだ。
平安時代、菅原道真は京都から太宰府に左遷され、罪人同様の生活を強いられていた。毎日の食事にも事欠くという暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄明尼)が、梅の枝に粟餅を巻き付けて菅公に差し入れたといわれているそう。 門前には、何軒もの梅が枝餅のお店が・・・。

前日にリーゼント店長に教えて頂いた「きくち」へ直行する。

たい焼きを焼くみたいに、一枚一枚焼いている。 店員さんのサービスショット(笑)

2階はカフェになっていて、お抹茶とともにいただける。

中身には、梅は入っておりませぬ。 カリッと焼いたお餅のなかに餡、品のいい自然な甘さだ。 う〜ん、特に、お餅の部分が美味しい〜。

そして、一番人気の「かさのや」

機械化されているけど、見ているのが結構楽しい。 試しに一つだけ買って、食べ比べをしてみた。

う〜ん、あんこが多めで、甘さに塩気がしっかりしているから、味がはっきり、現代人に受けるタイプかな〜。なるほどね。

私的には、皮の餅はきくち、餡はかさのや。かな〜?
でも、帰宅後、きくちの梅が枝餅、冷凍して一個ずつ自宅で食べているのだが、、、自然解凍して、フライパンで両面をパリッと焼く。 これが、美味いのなんのって、通販で取り寄せちゃおうかな〜と思うほど美味しい♪ やっぱり、リーゼント店長が言っていたとおり、きくちが一番か〜???

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中州ナイト① 水炊き 濱田屋 → バー倉吉

2017年12月23日 | 福岡・佐賀2017
今回は5名で人数も多めだから、事前に店を抑えておかないといけない。 旅の食事計画?(昼魚なら夜肉とか・・)により、博多は肉だ〜。 内臓系は、私があまり得意でないので、もつ煮込みでなく、水炊きに♪

博多の郷土料理「博多水炊き」は、東京の軍鶏鍋、京都のかしわ鍋、秋田のキリタンポと並ぶ4大鶏鍋料理のひとつ。
博多では、皮や骨付き鶏肉のぶつ切りを使用し、鶏肉や骨から出る旨味を生かして、水から煮立たせるものを「水炊き」と呼ぶそう。

博多出身のIちゃんも家ではよく食べるけど、外で食べたことがなく、正式?には、どんな食べ方をするのか興味津々。

選んだお店は、水炊きの有名店「長野」で料理長をされていた方が独立してオープンさせた「水炊き 濱田屋」。
西中洲のホテルから、出会い橋を渡り(出会いは無い)、中州のおやじエリアを抜け、約8分。 中州に立ち入ったとたん、怪しい空気に・・・。「案内所」というのがあって、「あれ?こんなところに観光案内所」???と、よ〜く店内を見るとお姉ちゃんの写真が・・・、お、そっちの案内ね〜(^^ゞ 今は、呼び込みが出来ないから、こういうシステムになったのね〜。

怪しいエリアも通り抜け、静かなエリアに、灯り。「水炊き 濱田屋」


2階に案内され、水炊きをオーダー♪
鶏がらでとった出汁をまずいただき、肉や野菜が入るたびにその違いを味わう。

おひんのいい感じ。

小鉢


ぶつ切り


ミンチ


胸肉やレバーなど、野菜は最後の方


途中、福岡の酒なんぞを頂きながら・・・スモークチキンを追加。


そして、締めは雑炊♪


着物を着たお姉さんが全部やってくれるから、安心&楽ちん♪ 素朴でかわいいお姉さんは、日本酒のつぎ方が上手(受け皿まで表面張力(*^^)v、しかし、アバンギャルド?なお姉さん、、、ちょっと〜、つぎが足らないよ〜〜。 ブツブツ。

あ〜、お腹いっぱい〜、体も温まった〜〜。
さあ、せっかくの博多ナイト、ホテルの部屋飲みもいいけど、せっかくならバーへ♪

これが、日曜だったため、どこも休み(;^ω^) 年中無休の店を探すしかない。 水炊きの店からも近い、「バー倉吉」に行くことにした。 カウンターに加え、ソファー席もあるので、大人数の時も使える。 オーナーの倉吉氏は、バーテンダー協会ではちょっと有名な方らしい。

お店は中州、東京で言う歌舞伎町のようなところにあり、女一人では来れない〜〜(^^ゞ ま、もう、絡まれるような年齢じゃないけど・・・(;^ω^)


お姉さんがいるようなクラブが入るビルの一角に、「バー倉吉」

ドアを開けるのに、ちょっとドキドキ。

ソファー席に案内され、各自好きなものをオーダー
私は、ぶんたんのカクテルに。

ブクブク泡状の塩?

初めての所は緊張するな〜。 リーゼント髪の店長が、そんな我々の緊張をほぐしてくれる。
まったり。

そして、明日はどこへ行く? の流れから、大宰府のパンフレットを出した私(以前、とっておいた西鉄のパンフ。 用意いいでしょ?)。
リーゼント店長「あ、大宰府行くんですか?」と、話しかけてきた。
梅が枝餅は、「きくや」とう店が、僕は好みなんです。 あ、叔父が、焼き物の店をやっていますので、興味があったら。。。などと、いっぱい情報を下さった。 そうそう、こういうのが大切なのよん。 ネットやガイドブックで調べた情報じゃなくて、現地の地元の人が教えてくれる情報。

お会計をしている間、化粧室から帰ってきたKさん、店長倉吉さんの写真が貼ってあって、かっこ良かったよ。
なぬ、今日はオーナー倉吉氏はお休みで、お会いできなかった、残念。

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伊万里 秘窯の里・大川内山

2017年12月21日 | 福岡・佐賀2017
車での移動ができるのはありがたい、M夫さん、ありがとう。
松浦一酒造を出て、さあ、伊万里の大川内山。 伊万里駅からは、6キロほど奥に入ったところ。

ここで見たかったおは、これ↓

鍋島藩窯橋

古伊万里の焼き物が埋め込まれている。

あ〜ん、ポルトガルのアズレージョみた〜い\(^o^)/

ここには、30近い窯元や整備された公園もあって、300年以上の歴史を持つ静かな里山。 案内板も、焼き物〜〜!


大川内山は、もともと鍋島藩の御用釜が置かれていた地。朝廷、将軍家、諸大名などに献上する高級品が焼かれ、「鍋島」として世界に知られるようになったそう。

窯元をのぞいてみて買い物したり、散歩を楽しむのにも最高〜。

青磁の窯元

伊万里焼には、
色鍋島: 白磁に渋い染付、赤、緑、木の三色を基調とした上絵。 華やか〜。
鍋島染付: 藍色で絵付けされた、おちついた雰囲気。
鍋島青磁: 青磁原石を細かく砕いた釉薬をかけて焼き上げたもの。
がある。

集合時間を決めて各自、お散歩♪
・・・が、歩き始めてすぐの、伊万里陶苑で止まってしまったKさん、Iさん、私・・・(^^ゞ

ここは、鶴太郎のギャラリーもある。 鶴太郎や加山雄三なんかも、ここで作品を造っているとか・・・。

鶴太郎の作品で、お茶を頂く。 才能あふれる人だね〜。

コーヒーまで出して下さって、買わないわけにいかなくなった・・・(^^ゞ
こちらをお買い上げ〜。 かわいい壺に梅干しが入っています。
うふふ、自分にお土産買えた〜。

ここ伊万里陶苑は、日本人で初めて大英博物館にて個展を開いた澤田痴陶人が創業に参加し、今も作品を引き継いているメーカー。
復刻版の陶器の販売もしている。 このブログを書くのに調べたら、神奈川三崎に痴陶人美術館があるらしい〜。
おお、行かねば・・・。

さあ、ランチ、ランチ。 白磁の湯という温泉施設の食堂で。 あと少し時間があればな・・・温泉にもつかれたのにな・・・・残念。
嬉野、武雄と、とろとろの美人湯がある佐賀、地図をよく見ると、無名の温泉がたくさんある。

ちゃんぽん♪

佐賀、、、九州の中では、「何も無いところ」とちょっとバカにされ、関東で言えば、罪のない埼玉がそんな扱いをされているのと同じ。でも、海、山、温泉、文化、いっぱいいいとこあるじゃないですか〜。 がんばれ佐賀〜。







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呼子の朝市

2017年12月19日 | 福岡・佐賀2017
ずっと行ってみたかった呼子、"呼子のイカ"で有名な場所。 朝市は、日本三大朝市の一つに数えられるあらしい。。。

唐津から車で30分、小さな漁港に到着。

いいね〜、こういう地味な場所。

呼子の朝市は、約200mの細い通りに、多いときは70軒近くの露店が出るらしい。


唐津焼のお店、ワカメなどの海藻を売るおばちゃん、イカの一夜干し、野菜、、、豆、米、、、

干物を焼くいい匂い♪ 試食をしながら、ふらり、ぶらり。
元気な婆ちゃんたち、、、12月に入りサンタの帽子かぶってる。

さあ、朝ごはん、イカを食べよう♪
と探してみるが、朝10時前にちゃんと座って食べられるところは少ない。
適当に開いている良さげな店に入ってみた。「かもめ亭」
イッカ、いっか、いか〜〜。

呼子のイカって、大きい肉厚の立派なイカと思いきや、呼子であがったイカ全般を指すんですかね、アオリイカだったり、コウイカだったり、ヤリイカだったり。 これは、舟形の甲が入っているから、コウイカ(スミイカ)ですかいね。 少しピクピク動いている。

ゲソや甲の部分は、天ぷらにして下さった。

美味しい♪


呼子では、このイカしゅうまいも有名のようで、いただいてみると、、、うま〜い!

これから食べ続けるであろう一日のスタート、軽めに抑えた。 そしたら、一人1000円、おお、安っ(;^ω^)

イカ、洗濯機のようにグルグル回して、早く乾燥させます。

干物、買って帰りたいけど・・・旅は始まったばかり、、、断念(;^ω^)





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