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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
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2019年通信簿 30 大嶺祐太

2019-12-09 02:21:50 | 千葉ロッテ

 

30 大嶺祐太 投手 31歳 年俸1970万円

【2019年成績】 なし

一軍はおろか二軍でも1球も投げることのない一年は、昨年の時点で分かっていたはずです。
しかし1月中旬になってからの右肘内側側副靱帯損傷による靱帯の再建手術と鏡視下滑膜切除術は全治12ヶ月とは支配下選手登録枠の無駄遣いでしかなく、これだけの故障は昨シーズン中に影響が出ていなかったわけがないのですから悩んだ結果であったのだとは思いますが、本人の意識の低さ、球団の管理の甘さと言われても仕方がないでしょう。
これまではそういった使い方をしていなかった育成枠を今オフに大嶺、高濱に適用をしたのはこれがきっかけだったのかもしれず、そうであればある意味では功労者ではあります。

石垣島でも右肘にがっちりギプスをしていましたので投手らしい練習ができるわけもなく、かと言って振動もダメなのか走り込んでいる姿も見られませんでした。
それであれば石垣島に来る必要があったのか、と思わないでもなかったですが、室内練習場で下半身を中心にウエイトトレーニングでもしていたのかもしれません。
10月中旬に立ち投げではありながらもブルペンでピッチングを始めましたので来春の石垣島では一軍は無理でしょうが二軍では普通に練習ができるのか、それともまだリハビリ組のままなのか、決まってみればジャクソン→石崎のところてんで背番号30を奪われてしまったのは清田、佐々木に続いて三度目の経験ですから悔しさは当然にあるはずです。
そのためにも今季中に5種類目の背番号を力で奪い取るしかなく、これは大嶺にとっては与り知らぬどころか迷惑だったでしょうが自らの1巡目指名の報復でソフトバンクに指名をされた福田が錦を飾ってロッテ入りをするシーズンでの育成落ちを屈辱と思えるかどうか、のんびり屋とも見える大嶺の今度こその意識改革が求められます。

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【オリオン村査定】 1970万円 → 1500万円 (▼24%) ※10/3に戦力外通告 → 11/26に育成枠契約


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コメント (7)

やっとマウエ↑が値下がり↓した

2019-12-09 01:55:33 | 千葉ロッテ

千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2019

TCエンタテインメント

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先月のファン感謝デーで発売となったオフィシャルDVDを定価で買うつもりはなく、しかし暫くはマリーンズストア以外で売っているところを見つけられず、ようやく今月に入ってからAmazonが取り扱いを始めたもののやはり定価のままだったので様子見をしていたものが、ようやく26%引きまでになったので観賞用、保存用の2本をお買い上げです。
ポニーキャニオンとの決別からインターバルを経て昨年に3年ぶりの復活はTCエンタテインメントへの乗り換えですので、フジからTBSに移籍をしたことにもなります。
ファンとすればどちらでもいいのですがポニーキャニオンが120分を超えていたものが最後には90分前後になったのと同じく、TCエンタテインメントも昨年の113分から今年はいきなり半分以下の54分はペースが速すぎるのに値段が同じとはいかがなものか、それで内容が濃ければいいのですが昨年を考えればさしたる期待はできません。
僅かながらも来年以降に期待ができるとすれば広島バージョンではBlu-rayがあることで、やはりこれは記憶でなく後世に残すべき記録ですからより美しい映像であってこそでしょう。
そうなれば軽く5000円は超えてしまいそうなので2本買いにはきついですが価値のあるものへの投資は厭いませんので、是非にも検討を願いたいです。


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2019年通信簿 29 西野勇士

2019-12-08 00:17:24 | 千葉ロッテ

 

29 西野勇士 投手 28歳 年俸6000万円

【2019年成績】 37試合 2勝3敗2S 防御率2.96 70回 56被安打 6被本塁打 23与四球 0与死球 64奪三振 被打率.227

二年続けてピリッとしなかっただけに今季に持ち直せなければそれは不調ではなく衰え、そんな懸念の中で迎えたシーズンでしたが、復調への兆しが見られたのが喜ばしいです。
中継ぎでスタートをしながらも先発陣のコマ不足で終盤戦での先発復帰と調整が難しかったであろうところで、その初戦こそ5回と慣らし運転でしたが以降の5試合は全てQSでした。
念願のプロ初完投、初完封勝利も記録して先発、中継ぎ、抑えの全てに経験のある西野はベンチにとっては頼もしいジョーカーであり、ただ守護神は益田でしょうし中継ぎ陣の立て直しが喫緊ながらも肘の不安をも考えればやはり先発でいきたい、その先発陣は若手が台頭をしてきたとは言っても種市、岩下、小島はまだ実質一年でしかありませんので100イニング以上を投げた経験のある西野の存在はかなり大きいはず、そうなれば目指すは初の二桁勝利でのミリオンダラーズ復帰です。

春季キャンプ初日の紅白戦に投げさせてもらえずの二軍スタートと出足に躓き、オープン戦でもパッとしませんでしたが、しかし開幕一軍には滑り込んで敗戦処理から始まりいきなり2試合連続失点でどうなることかと思いましたが、そこから尻上がりに結果を残して最後は先発を任されたのですから上々な一年だったと言ってよいでしょう。
ただそれも打たれても忍耐強く起用した吉井コーチのおかげでもあり、5月には3年ぶりのセーブを挙げながらも全体としては言うほどの数字でもありませんでした。
そんな状況からオールスター休みに登録を抹消されて先発転向の調整に入ったのは、中継ぎとして外すことができない立ち位置でもなかったことが理由だったのかもしれません。
しかし理由はどうあれ生き残るためのチャンスをしっかりとものにした西野は、140キロ台半ばのストレートに右打者から見ればシュート気味に落ちていくフォークと逃げていくように落ちるスライダーを駆使して抑えだったときとはまた違った、ストレートの割合を増やしフォークよりはスライダーの組み立てでした。
どうしても西野にはフォークのイメージが強く、そのフォークの操りが怪しくなったところから転落が始まりましたので、この変化をどう考えるかは悩ましいところではあります。
そのフォークこそが西野のバロメータと考えているのでこの組み立てではあまり多くを望めないのではないかと思う一方で、30代に突入をする前のモデルチェンジは早くもありません。
いずれにせよぶれずに一年を投げきれるかどうかが充実の30代か停滞の30代かの分かれ道だと考えますので肝を据えて頑張って欲しい、それはベンチの起用も含めてです。

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【オリオン村査定】 6000万円 → 6600万円 (△10%)


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島が引退

2019-12-07 13:19:45 | 千葉ロッテ

島の現役引退が発表されました。
同じく育成枠での契約を打診されていた大嶺、高濱が先日に契約更改をしたときに島の名前が無かったので西巻のようにどこぞから声が掛かったのではないかと心配をしていましたが、まさかユニフォームを脱ぐことになるとは、しかし戦力外通告をされてから二ヶ月間に悩んで悩み抜いた上での決断なのでしょう。
島に対する思いはいろいろあれど整理をするにはまだ時間がかかりそうで、そこは10日後ぐらいになるであろう通信簿でまとめたいと思います。
まだ21歳、進学を考えているとのことですが言うなれば三浪ですから厳しくもあるでしょうが、それでも選択肢がある中で自分で選んだ道ですので頑張ってもらいたいです。


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2019年通信簿 28 松永昂大

2019-12-07 01:38:03 | 千葉ロッテ

 

28 松永昂大 投手 31歳 年俸7000万円

【2019年成績】 46試合 2勝3敗0S 防御率2.60 34回2/3 25被安打 3被本塁打 17与四球 3与死球 32奪三振 被打率.205

今季はほとんど印象が残っていないのですが、中継ぎとしてはむしろそれが理想ではないかと思ったりもしています。
何ごともなかったかのように淡々と抑えて守護神に繋ぐ、目立つのは先発と抑えのみ、そんな縁の下の力持ちとして7年連続の40試合登板となった松永でした。
ただここ数年からすれば少ない登板数は5月下旬に左肘炎症で、9月上旬には左肩痛で離脱をしたのが影響をしていて、それがなければ4年連続の50試合登板になったでしょうからそこはやや微妙でもあり、ただそれが勤続疲労には優しいワンポイント起用の減少となるのであればそこは前向きに考えることにします。

走者を背負いながらも凌ぐのがこれまでの松永のパターンでしたが、今季は被打率が大きく改善をしたことで安心して見ることができました。
甘く見たのでもないでしょうが不用意なところに投げての被弾で痛い逆転を食らったりはしたものの、それを忘れるぐらいにピシャリと抑えてくれることが多かったです。
一昨年の終盤あたりから戻ってきたストレートの力強さがプラスに働いているような、それとほぼ二本立てとなるスライダーとのコンビネーションはシンプルですがどちらに頼るでもなくお互いを活かすような配球となっていますので、ストレートの走りがよくなったことで全体的なレベルアップになっているのだと思います。
孤軍奮闘だったところに陳冠宇、中村稔がようやく加わりつつあることで無駄なところでの起用をこれまで以上に減らせばまだ上は望めるはず、球界でも左の中継ぎは貴重な存在なだけに来季のFA権取得でしんどいことになりそうですが今オフの球団の積極投資が続き、かつ吉井コーチが抜けなければきっと残ってくれるでしょう。
それでも大丈夫かよ、と思わせるような活躍を、死ぬまでには一度は見たい悲願の1位通過でのリーグ優勝のためには松永の大車輪の奮投が欠かせません。

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【オリオン村査定】 7000万円 → 1億2000万円 (△71%)


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2019年通信簿 27 山本大貴

2019-12-06 03:42:13 | 千葉ロッテ

 

27 山本大貴 投手 24歳 年俸1150万円

【2018年成績】 E 17試合 1勝2敗1S 防御率3.25 44回1/3 40被安打 1被本塁打 26与四球 2与死球 34奪三振

昨季は出身地である札幌でのプロ初登板がありましたが、しかし今季はずっと二軍のままで終わった山本です。
素材型と割り切ってはいますが社会人出身の二年目でこれはさすがに厳しい、ただその二軍での数字からすればお試しで一軍での起用があってもよかったようには思います。
そんな山本ですが吉井コーチには期待をされているのかフェニックスリーグでの開幕投手に指名をされて、またプエルトリコでのウインターリーグにも派遣をされましたので来季にすぐどうこうということにはならないでしょうが、何かを掴んで帰ってきてその成果を見せられなければすぐに忘れられた存在になってしまうでしょう。

春季キャンプ初日の紅白戦で1回2四球と課題の制球難を露呈して二軍スタートとなった山本は、ラミゴとの国際交流試合でもエラーで足を引っ張られはしましたが四死球で崩れてしまいオープン戦ではお呼びがかからず、そしてシーズンに入ってからも1試合平均で5個を上回る与四死球となれば課題克服とはいかなかったようです。
猫だまし投法と話題になりましたがゾーンにボールがこなければ見づらいも何も無いわけで、プロで勝負できる制球力を付けなければ話になりません。
幸か不幸か瞬間最大風速でMAX148キロなどと言われてはいましたがスピード、球威で勝負ができるタイプではないだけに、ロッテな矯正であっても失うものはさして無いでしょう。
ラミゴとの試合は観戦をサボったので実戦で投げているところを今季は見ていないのでブルペンだけ、しかも2月時点での評価となってしまいますが、そのブルペンでもボールがばらけていましたしキレがあるようにも見えなかったのでどっちつかずのような、方向性を打ち出してあげなければズルズルといってしまいそうです。
荒れ球のままでいくのであればプエルトリコではなくシアトルに派遣をすべきだったようにも思いますし、そのドライブライン・ベースボールに同じ左腕の小島、中村稔が参加をしたのは山本にとってはかなりピンチではないかと、そもそも先発、中継ぎとどちらかさえあやふやなところでこの両左腕は強烈すぎるライバルになります。
さらにはやはりドライブライン・ベースボールに参加をした成田、同い年で一軍に手をかけつつある土肥もいますから、まずは二軍で抜けた存在になること、そこからです。

2018年通信簿


【オリオン村査定】 1150万円 → 1000万円 (▼13%)


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2019年通信簿 25 岡大海

2019-12-05 02:00:09 | 千葉ロッテ

 

25 岡大海 外野手 28歳 年俸2300万円

【2019年成績】 95試合 154打数 36得点 35安打 打率.227 8二塁打 1三塁打 6本塁打 16打点 13盗塁 24四死球 32三振 得点圏打率.240

何とも中途半端に終わった岡の二年目です。
シーズン途中の移籍だった昨季とほぼ変わらない打席数となれば期待外れではありましたが、それでも打率は低いものの出塁率は.330と中村奨の.317、藤岡の.306が低すぎるにしてもそれを上回っていますし、そしてマーティンの.342には劣るもののレアードが.333でほぼ同じと考えれば悪くはないのかもしれません。
ただそのポテンシャルを発揮できているかと問われれば間違いなく否、加藤の上位互換のような存在でもあり、福田の獲得でその立ち位置が危ぶまれます。

とは言いながらもベンチの買いっぷりも尋常では無いので、一軍から外されることはなかなかに考えられません。
巷では鳥越ヘッドの大学の後輩だから、なんてのが囁かれてもいますが、その大学で背負っていてお気に入りだったらしい背番号25をゲットし、春季キャンプ初日の紅白戦で4タコでも一軍スタート、藤原ブームで開幕スタメンこそ逃しましたが藤原がイマイチだったことで取って代わり、20打席ノーヒットでようやくの二軍落ち、今オフには異例とも言える28歳でプエルトリコでのウインターリーグに派遣をされるなど井口枠なのか鳥越枠なのか、中村奨らほどは盤石ではないものの堅固な足場を築いています。
もっともそれも分からないでもない煌めきを見せる岡はオープン戦で先頭打者アーチを二度やるなど捉えたときの打球の伸びには素晴らしいものがあり、これでもうちょっと率が上がってくればレギュラー候補となるのですが、一方で小技が下手だったり牽制死、走塁死、その最たる自らジャッジをして塁から離れてアウトになる、そんなポカが目立ちます。
こういったタイプを覚醒させるのに長けている日本ハムが怪我もあったにせよ4年ちょっとで手放したのもなるほどと、そう思わないでもありません。
それでも魅力的な存在であるのはチーム屈指の強肩、あるいは今季に13盗塁は9割を超える成功率を誇った脚力とレギュラーには届かずともそれを脅かす、また年齢層として荻野、角中、清田と藤原、山口、和田を繋ぐ貴重なプレーヤーだからで、強力なライバルになるであろう福田への危機感とプエルトリコでハングリーさを学んで開花する来季に期待をします。
そのためにもこのキャリアではもう手遅れのような気がしないでもないですが、走攻守ともつまらないミスを少しでも減らせるよう常に緊張感をもってやっていってもらいたいです。

2018年通信簿


【オリオン村査定】 2300万円 → 2800万円 (△22%)


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景気がいいね

2019-12-04 00:43:19 | 千葉ロッテ

このオフは景気がよすぎて驚いています。
ロッテの査定は出場給が大きな割合を占めているのは承知をしていますが、まさか防御率が5点台の唐川が500万アップとは思いもよりませんでした。
酒居の3600万にも驚き、もちろん選手にとっては喜ばしいことですし球団のイメージとして薄給を払拭できるのはいいことですが勝利に貢献をしたというところでの査定でなければ甘やかすことになりやしないかと、また.232で17発の中村奨が7000万→7200万なのに.252で24発の井上が5000万→5500万てのも恣意的な気がしてなりません。
ただ全体的にはほくほくで契約更改を待っている選手が多そうな、どうやら今日に入団発表があった美馬は出来高込みなのでしょうが3年5億が確実視をされていますので石川は1億5000万ぐらいを期待しているのではないかと、規定投球回に足りていないところをどう評価されるかでしょう。
そしてマーティンに1億6000万は150万ドルなのか、ほぼ合意と伝えられたジャクソンも100万ドルを下ることはなさそう、着々と戦力補強がされています。
支配下選手登録の枠の問題があるので難しいでしょうがドリスあたりも獲れれば万々歳、若手が伸びたことでボルシンガーをリリースして勤続疲労の目立つ中継ぎを厚くするとの方向性であれば正しいと考えますし、もうひと踏み込みで20代前半の野手を育成枠で中南米から連れてきてくれれば嬉しくて失神するかもしれません。
鈴木に続いて美馬のFA宣言選手契約締結合意も公示をされて人的補償への懸念が残されてはいますが、球団はやるべきことをやったのですから井口監督に退路無し、です。
いくら戦力を整えても起用を間違えれば宝の持ち腐れでしかありませんから、猫に小判とならないよう、金をかけても無駄だと思われないよう、来季こそ逞しい腕を見せてください。


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2019年通信簿 24 東妻勇輔

2019-12-03 03:14:31 | 千葉ロッテ

 

24 東妻勇輔 投手 23歳 年俸1200万円

【2019年成績】 24試合 3勝2敗0S 防御率4.71 21回 19被安打 2被本塁打 13与四球 0与死球 16奪三振 被打率.244

ルーキーと考えれば上々でしたが大卒のドラ2と考えればちょっと微妙かもしれない、そんな東妻の一年でした。
当然に即戦力としての期待が高かったにせよ春季キャンプ初日の紅白戦に投げずも一軍スタートは井口監督らしくもありましたが、しかし開幕一軍には食い込めずにその初登板は7月に入ってからですのでまたダメかと出遅れにガッカリとしたのが正直なところではあります。 
しかしむしろ二軍でシーズンの半分を過ごしたのがよかったのか変に染まらずにそのままの自分でいられたのはプラスだったかもしれず、物怖じせずに自分の武器と信ずるストレートを力強く投げ込む姿には惚れ惚れとしましたので、一軍でプロの厳しさを知ってもそのままでいられるかが今後の鍵となります。

そんな東妻の持ち味はやはりストレート、常に140キロ台後半から150キロ台ですのでロッテではピカイチでしょう。
その伸び上がるような球筋は高めでも勝負ができる威力があり、むしろその高めで勝負にいっているのではないかと思えるような配球もまま見られました。
ただ本人は小さいと言われることに反発をしていますが投手として角度が足りないのがマイナスであることは否定できず、そのストレートでなかなか空振りが奪えません。
150キロを超えていても甘く入れば軽々と運ばれたことからして球質にもやや懸念があり、体全体を使った大きなフォームでちぎれんばかりに腕を振るのは素晴らしいのですが、これがセットポジションになると当然のように力が落ちるのもそのフォームが理由でしょうから悩ましくもあります。
それでも次世代の守護神の一番手と目されているのは結果的に痛い目に遭いましたが勝負どころで使われたことからも明らかで、ベンチは相当に買っているものと思われます。
あまりマウンド上で感情を出すのは好きではないのですが雄叫びを上げる気の強さもまた投手として必要なものですから、上手くかみ合ってくれよと願わずにはいられません。
ドラ2としてあまりに大事すぎる二年目に勝利の方程式に入り込むことができるか、間違っても浦和での兄弟対決が話題にならないよう飛躍のシーズンとしてもらいたいです。


【オリオン村査定】 1200万円 → 1600万円 (△33%)


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働き方改革かよ

2019-12-02 01:17:51 | 千葉ロッテ

春季キャンプの日程が発表をされましたが、またしても時短キャンプのようです。
それでも今春に比べれば楽天傘下になったラミゴとの国際交流試合が無くなればそれだけで二日間は増えますし、休暇日程がまだ未決ですが全体としても二日長いので多少はやる気を見せているとでも思うしかないのか、ルーキーを含めた一部選手は先乗りをするようですがそれが一部ではなく大半であって欲しいです。
そんな石垣島にまた行こうとは思っていますがまだ迷っているのも正直なところで、藤原フィーバーでも疲れたのにそれを上回るであろう佐々木朗狂いに気が重くなっていたりもして、ZOZOマリンでやるらしいルーキー自主トレの状況を見てからの判断にもなりますが、常宿が消費税増税の便乗で1割以上も値上げをしたのにも引っ掛かっています。
周りの選手をも巻き込んでファンサービスをしてくれていた鈴木の移籍もその雰囲気に影響を及ぼしそうな、サインをもらうのも目的の一つですのでそのあたりを選手たちと同じように先乗りする人からの情報で直前まで決定を先送りにするかも、そこは老後に入ってスケジュール自由自在のアドバンテージを活かすにしくはありません。
それはさておき新入団選手発表会の前に背番号が発表をされるケースはあまり記憶に無いのですが、佐々木朗は早々と17に決まりました。
おそらくは大谷を意識したのではないかとは思いますがマスコミが食いつきそうな170キロに引っ掛けた感もあり、だからこそ16を推していましたし17よりは似合うような気もするのですが、本人がそれを気に入っていてまた活躍をすれば似合ってもくるでしょうから一日も早くそんな日がくることを願っています。
そのためにも時短キャンプに飲まれることなく、周りに流されるでも押し込まれるでもなく、自分の考えでしっかりと体作りを中心とした充実の春であってもらいたいです。


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2019年通信簿 23 酒居知史

2019-12-01 03:43:36 | 千葉ロッテ

 

23 酒居知史 投手 26歳 年俸2150万円

【2019年成績】 54試合 5勝4敗0S 防御率4.37 57回2/3 51被安打 9被本塁打 25与四球 1与死球 60奪三振 被打率.236

ドラ2の負の連鎖をようやく断ち切ってくれると期待をした二年前からすれば、期待外れが続く酒居です。
今季はその全てが中継ぎでの登板となりましたが防御率が4点台となれば勝ちパターンを任せるにはなかなか厳しく、足踏みをしたシーズンだったように思います。
おそらくは来季も中継ぎとしての起用になるでしょうからその実質的な二年目にこれといった結果を残せなければ、そのままズルズルといってしまいかねません。
本人は先発志向なのだとは思いますが現状の投手陣からすれば望み薄ですので、与えられたポジションでとにかく頑張ってもらいたいです。

とは言いながらも先発タイプと考えているのはルーキーイヤーに見せた最後まで自分で投げきるという気の強さ、その裏返しでもある被弾の多さが勝負どころでの登板となれば怖すぎるからで、投げてみなければ分からないとは先発でも厳しいですがその先発であれば試合中の立て直しもできますが中継ぎではそうもいきません。
史上初の開幕戦1球勝利と最高の出足でしたが次の試合で打たれると、その後は防御率が4点台を割ることはほとんどありませんでした。
50試合以上もの登板ですから敗戦処理ではなくそれなりに勝機があるところでのピッチングでこの体たらくでは、ベンチとしては代わりを探してもおかしくはありません。
ストレートは140キロ台半ばから後半ですしフォークなのかスプリットなのか、スピードがあって落差があまりありませんから後者のような気がしますが、配球のほとんどがこの二つで押しているのはそれだけ自信があるのでしょう、実際に被打率は悪くありませんから逆に言えばここぞで打たれていることになります。
強気の割には内を攻めきれていない印象があり、投げてはいるのですが威力があるのですからもっとぶつけるぐらいのつもりで投げればまた違った結果にもなったような、外を意識させるための内が中途半端に入ってしまって打たれてしまえば本末転倒、もうひとつ踏み込めない弱さのようなものも感じられました。
世代交代が急がれるリリーフ陣の中心になってもらわなければならない酒居の出来が来季の一つの鍵になるように思いますので、一皮むけるシーズンであってもらいたいです。

2017年通信簿
2018年通信簿


【オリオン村査定】 2150万円 → 2650万円 (△23%)


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