30 大嶺祐太 投手 31歳 年俸1970万円
【2019年成績】 なし
一軍はおろか二軍でも1球も投げることのない一年は、昨年の時点で分かっていたはずです。
しかし1月中旬になってからの右肘内側側副靱帯損傷による靱帯の再建手術と鏡視下滑膜切除術は全治12ヶ月とは支配下選手登録枠の無駄遣いでしかなく、これだけの故障は昨シーズン中に影響が出ていなかったわけがないのですから悩んだ結果であったのだとは思いますが、本人の意識の低さ、球団の管理の甘さと言われても仕方がないでしょう。
これまではそういった使い方をしていなかった育成枠を今オフに大嶺、高濱に適用をしたのはこれがきっかけだったのかもしれず、そうであればある意味では功労者ではあります。
石垣島でも右肘にがっちりギプスをしていましたので投手らしい練習ができるわけもなく、かと言って振動もダメなのか走り込んでいる姿も見られませんでした。
それであれば石垣島に来る必要があったのか、と思わないでもなかったですが、室内練習場で下半身を中心にウエイトトレーニングでもしていたのかもしれません。
10月中旬に立ち投げではありながらもブルペンでピッチングを始めましたので来春の石垣島では一軍は無理でしょうが二軍では普通に練習ができるのか、それともまだリハビリ組のままなのか、決まってみればジャクソン→石崎のところてんで背番号30を奪われてしまったのは清田、佐々木に続いて三度目の経験ですから悔しさは当然にあるはずです。
そのためにも今季中に5種類目の背番号を力で奪い取るしかなく、これは大嶺にとっては与り知らぬどころか迷惑だったでしょうが自らの1巡目指名の報復でソフトバンクに指名をされた福田が錦を飾ってロッテ入りをするシーズンでの育成落ちを屈辱と思えるかどうか、のんびり屋とも見える大嶺の今度こその意識改革が求められます。
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【オリオン村査定】 1970万円 → 1500万円 (▼24%) ※10/3に戦力外通告 → 11/26に育成枠契約