オリオン村(跡地)

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清水が復調への第一歩を踏み出す

2008-04-09 23:44:17 | 千葉ロッテ

今日は今季初の左うちわの試合展開で、観戦していた方は最初から最後まで楽しめたのではないかと思います。
昨日の悔しいサヨナラ負けを払拭する今日の大勝を、うまく明日に繋げてくれればと思います。

清水が完投勝利、これは本人もそうでしょうが、ファンとしても非常に嬉しいことです。
味方の大量援護に支えられたとは言え、好調の西武打線を4安打に抑えたのは見事です。
映像を見ていないので何とも言えませんが、携帯速報メールを見る限りではストレートに威力があったようですので、ストレートのキレを取り戻すことが清水復活の大前提と考えている私としては心躍ります。
最後に3者連続三振を奪ったものの奪三振が7というのが気にはなりますが、威力のあるストレートを軸に変化球で打ち取るというピッチングは理想的ですので、あまり気にする必要はないのかもしれません。
また最終回は得点差もあり、投球数も100球を越えていたので伊藤あたりを投入するかと思いましたが、続投させたのは清水が完投することでチームに勢いをつけたいというベンチの思惑があったと考えます。
問題は次の登板で同じ様な結果を残せるかどうか、もし納得のいくピッチングができれば弾みがつきますので、来週の楽天戦は非常に重要です。
前回の登板のリベンジもありますし、楽しみにしたいと思います。

その清水を援護したのが期待薄だった打線の爆発、これは驚きでしかありません。
昨日は悪いジンクスに引きずられて荻野が沈みましたが、今日は良いジンクスで大松が爆発したことが大きかったです。
投手こそ西口ではありませんでしたが、記念すべきプロ1号を放った西武ドームで同じく満塁アーチ、昨日は2点に終わった初回の攻撃が今日は4点ですから、清水には大きなプレゼントとなりました。

試合の流れで大きかったのは、期待の根元の中押しタイムリーです。
昨日と同様に2回以降沈黙した打線の中で、貴重な追加点を叩き出すタイムリーは「昨日とは違う」と思わせるに充分な効果がありました。
昨日、今日とマルチヒットで、福浦不在の中で3番に座る西岡の代わりとして、さりげなくトップバッター定着への足固めをしています。
力のある涌井の投球に明日どういったバッティングを見せてくれるのか、その結果によっては核弾頭としてやっていく自信を得られるターニングポイントの試合になるかもしれません。
なんとか涌井からクリーンヒットを打ってくれること、明日はただそれだけを期待しています。

おそらくは今季初の先発全員安打、岸も悪かったようなので額面通りに受け取るのは安易すぎるかもしれませんが、いい意味での打線は水ものと考えて、悪かった昨日までを忘れるいいきっかけにしたいところです。
初回にバントをさせたということも好材料ですし、足も使った野球が今日はできたようです。
こういった野球をすれば勝てるんだ、そうバレンタイン監督がそろそろ悟ってくれると嬉しいのですが、期待を裏切られるもイヤなので考えないことにします。
連勝で首位に立った途端に5連敗で最下位に落ちた楽天や、ミラクルなスタートを切りながらも借金生活のソフトバンクに象徴されるように、今年のペナントレースは団子状態です。
次に落ちるのは西武の番、そう考えれば気も楽になるでしょうから、その勢いで明日の涌井を撃破しましょう!


1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 4 0 0

1

3 0 0 0 2 10 13 1
西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 4 1


◆4月9日(水) 西武-千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時、西武ドーム、10,541人)
▽勝 清水 3試合1勝2敗
▽敗 岸 3試合2勝1敗
▽本塁打 大松2号(岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水―橋本
西武 岸、山崎、岩崎―細川、上本

 

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