オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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苛立つ小林宏

2008-04-11 23:46:11 | 千葉ロッテ

やっぱり4月のナイターは寒いです。
得点の割には22時前までのロングランで、試合内容と合わせて身も心も凍えてしまいました。

小林宏、やはりどこかおかしいような気がします。
今日もボール自体のキレはあったようですが、昨年後半から気になって仕方がないアバウトな制球に苦しみました。
マウンド上で時折見せる苛立ちの様な素振りは自分自身への怒りなのかもしれませんが、決勝点になったエラーにしてもオーティズを責めるよりは、スタートが遅れてかつ足元を気にした小林宏の方に原因があったように見えました。
歯車がかみ合っていない、そんな感じですし、何より武器であるはずの制球力に陰りが見えているのが気になります。

伊藤の代わりに昇格した根本が、その小林宏の後を受けてプロ初登板を果たしました。
バレンタイン監督らしく新人の初登板にはやや荷が重いとも思える1点ビハインドでの登板でしたが、何とか無失点に抑えたので合格だと思います。
ただ橋本の外角中心のリードのせいもあるのでしょうが、攻めのピッチングになっていなかったのが不満と言えば不満です。
まあデビュー戦でそこまで求めるのは酷ではあるので、次回以降のピッチングに期待したいと思います。

同じく負けている場面で起用された荻野ですが、これは先日のサヨナラ勝ちと同様の効果を狙ったと考えればOKと受け止めます。
まだ試合を諦めたわけではないんだ、という意思を見せることは大事なことです。
ストレートに力があることを見せてくれたシコースキーと同様に、カーブがいいコースに決まって持ち味を出せたピッチングであったと思います。

打線は併殺の後に長打が出るなどちぐはぐで、今のロッテ打線を象徴するような試合でした。
気になったのは結果的にホームには返ってこれたものの、大きな当たりで全力疾走を怠ったオーティズです。
確かに打った瞬間はスタンドインかと思った打球ではありましたが、ファーストベースを回った辺りまで打球を見ながらゆるゆると走っていたのにはがっかりしました。
全力疾走をしたからと言ってサードまで行けたかどうかは微妙でしたが、オーティズからひたむきさがなくなることを恐れている私としては、非常に残念なプレーでした。
決勝点に繋がったエラーはオーティズに問題があるとは私は考えませんが、ああいった走塁をするとうがった見方をされてしまいますので、今後は慎んで欲しいと思います。

しかし里崎はいったいどこを故障しているのでしょうか。
試合前のボール投げを普通にやっているので膝などの下半身かと思っていたのですが、今日は盗塁を決めましたので足腰には問題がなさそうです。
となると肩や肘などしか考えられず、何にせよ橋本のリードも慣れられてきた感がありますので、目前を変えるためにも里崎の早期の復帰が期待されます。
いっそのこと田中雅をスタメンで使うという冒険もありかもしれません。

オリックスと仲良く同率最下位をひた走る展開がいつまで続くのか、なかなか明るい兆しが見えてきません。
こういう時には新戦力の活躍に期待したいので、角中の起用を是非ともお願いしたいと思います。
明日は左の藤井なのでスタメンは無理にしても、今年も2軍で打ちまくっているヒットメーカーぶりを早く1軍でも見てみたいところです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 0

2

0 1 0 0 0 3 7 1
千葉ロッテ 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 8 2


◆4月11(金) 千葉ロッテ-日本ハム4回戦(2勝2敗、18時15分、千葉、15,161人
▽勝 スウィーニー 4試合2勝
▽S MICHEAL 8試合5S
▽敗 小林宏 4試合1勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、根本、シコースキー、荻野―橋本、田中雅
日本ハム スウィーニー、建山、武田久、MICHEAL―鶴岡

 

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