絵に描いたような逆転負けでの85敗目はチームとして54年ぶりのワーストタイ記録、生まれる前の記録に並んだところに立ち会ったのですから歴史の生き証人です。
そうなれば一気に新記録をも、なんて思ったりもしますが明日は井口の引退試合ですから勝って送り出したい、次に負けるのは28日以降でお願いします。
そんな今日は関谷が7回6安打9奪三振3失点と数字的には好投でしたが内容としては今ひとつ、実質130キロ台後半のストレートにチェンジアップ、カーブがまずまずコントロールできていましたが横幅の広いジャッジに助けられたところもあり、上位チームを相手に抑えられるピッチングには思えませんでした。
それでも力不足ながらもストレートで押そうという意識は見て取れましたので、このオフにどれだけそのストレートの力を取り戻せるかでしょう。
七回の続投はベンチの期待の表れ、その期待に応えた関谷が恩返しをできる来季となることを心から願います。
その関谷の足を豪快に引っ張った大嶺翔はあれだけ余裕のタイミングでなぜにスローイングが乱れるのか、三木や平沢もそう、中村もそう、もう病人だらけです。
見事な開脚を見せるまでになったパラデスも所詮は素人同然なわけで、止めることよりも捕りにいったことを責められません。
前の試合で3安打猛打賞でしたからスタメンでの起用はよいですがチームとして大嶺翔にショートのレギュラーを期待しているのか、そうでなければただの遠回りです。
ここまでくれば残留なのでしょうがパラデスを使い続けるのも面白くありませんし、ここにきて足を使ったり若手投手陣にチャンスを与えたりと好印象な一方で従前の野球も健在、消化試合ながらも飛距離が出始めた角中やセンター中心に強い打球を放つ中村、切れ味鋭い陳冠宇など来季への楽しみもあれど、いつもどおりの黒星にため息の一日でした。
|
◆9月23日(土) 千葉ロッテ-日本ハム24回戦(日本ハム15勝9敗、18時、ZOZOマリン、28,867人)
▽勝 有原 23試合8勝13敗
▽S 増井 46試合4勝1敗24S
▽敗 有吉 52試合2勝5敗1S
▽本塁打 角中8号(有原)、大谷8号(有吉)
▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、有吉、陳冠宇—吉田、田村
日本ハム 有原、マーティン、増井—清水