予想をしたとおりに山本は満を持してのロッテ戦、見事なプロ初勝利です。
藤平に続いて高卒ルーキーにプロ初勝利を献上した貧打線は格好の踏み台、デビューを待つ選手たちには羨望の的で今後も足蹴にされるのでしょう。
ストレートに押される、振り遅れる、緩急でタイミングを外される、これまでずっと課題とされていたタイプの投手にあっさりと白旗はチームとしての対策が取られてこなかったことの証左でもあり、相手バッテリーからすれば楽なもので出会い頭だけを警戒すればリスクは軽減できます。
対照的に軸となるストレートの力を失ったままの関谷はどちらが地元かが分からないぐらいに風に四苦八苦でコントロールを乱し、こちらも先日の今季初勝利が希望に感じられなかった内容どおりに炎上、それ以前に見ていて面白いピッチングでないことが致命的でもあります。
何か光明を見出したい消化試合に絶望を植え付けられる、まあ酷すぎるオリックスの打撃練習、カンパイゲームでした。
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◆8月31日(木) 千葉ロッテ-オリックス22回戦(ロッテ12勝10敗、19時、ZOZOマリン、18,976人)
▽勝 山本 2試合2勝
▽敗 関谷 4試合1勝3敗
▽本塁打 パラデス8号(山本)、大嶺翔4号(小林)
▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、宮崎、田中靖—吉田、江村
オリックス 山本、ヘルメン、黒木、大山、小林—若月