61 角中勝也 外野手 29歳 年俸8000万円
【2016年成績】 143試合 525打数 74得点 178安打 打率.339 30二塁打 5三塁打 8本塁打 69打点 12盗塁 74四死球 64三振 得点圏打率.310
3割は当たり前、と口にしながらも首位打者を獲って以降は右肩下がり、ようやくに昨季に踏み止まっての今季はダントツの首位打者で二度目の栄冠を手にしました。
ここのところは腰を中心に小さな怪我があり欠場も少なくなかった角中が全試合出場だったのは、本人もこれが一番と言うように、一つの転機になるのではないかと思います。
試合に出られさえすれば、の最多安打で二冠、涌井から200万円もする腕時計をゲットして庶民な雰囲気が薄れつつあるのが寂しくもありますが、来季からは選手会長で空気を読まない発言は球団をグサグサと刺して宇宙人健在、なところを見せてくれればと、これまで11人しかいない三度目の首位打者を獲れば望みの2億円は確実です。
変態打法、がようやくに定着をしてきましたが、あの頭が突っ込みながらもボールをカット、あるいはミートできるバットコントロールこそが角中の武器です。
際どいボールやウイニングショットを打ち返せずとも打ち取られない、からこその高打率であり、そして少ない三振に4割を超える出塁率をもたらしています。
望む二番は走者が一塁にいてくれればゲッツー狙いで一二塁間が空く、そこを狙えばヒットが増えるとの自信によるもので、そもそも一番が出塁できるかどうかがロッテの大きな課題であることへの認識があるのか、が心配にもなりますが、職人芸、職人肌、まさにパシフィックらしい選手と言ってよいでしょう。
これだけの選手を代表チームに呼ばない小久保監督には感謝の言葉もなく、そして一日でも早くソフトバンクの監督に就任をしてもらいたいです。
課題はやはり守備、前の打球をポテンヒットにしてしまう動きは代田を思い出させるそれで、守備に大きな不安がある、と自ら言い切ってしまうのが不満ですがDHを希望していることからして再来年以降のセントラルへの流出はないかなと、いずれにせよもう少し守りへの意識を高めてくれることを願いましょう。
春先のジョークの盗塁王宣言、は例年どおりにその春先だけの快足がもったいないですが20盗塁よりは1分でも2分でも率を上げる方がチームのためですのでどっしりと、待ちきれなかったのか福浦の9ではなくサブローの3を継承しての来季、最低ノルマは首位打者に必須の.333です。
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【オリオン村査定】 8000万円 → 1億6000万円 (△100%)