57 香月一也 内野手 20歳 年俸500万円
【2016年成績】 2試合 6打数 0得点 1安打 打率.167 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 3三振 得点圏打率.000
シーズン終盤のお試しではありながらも下位指名の高卒二年目でプロ初出場、その初打席でプロ初ヒットを放ちましたので、順調な香月一です。
浦和では.260の10本塁打を課しましたが.281の6本塁打ですのでこちらもまずまず、規定打席にも達して球団の期待も大きいはずです。
そうなれば来季は一軍定着、は厳しいとしても50試合100打席を目標に、プロ初打点、そしてプロ初アーチをかっ飛ばしましょう。
その香月一は横須賀で1試合、QVCマリンで2試合のプレーを見ましたが、期待は高いながらもやや不安があったのも正直なところではあります。
たまたまかもしれませんがいずれも手元に引き付けてのスイングができておらず、そのプロ初ヒットも巧みなバットコントロールで反対方向に運んだものでした。
それも一つの才能ではあるのですが香月一にはロッテの筒香と独り合点をしていますので、今は力強く振り切るスイングこそを目指すにしくはありません。
春先の教育リーグでアーチを連発してノルマの10発は容易かと思っていたところでの6本塁打は物足りなくもあり、ツボにはまったときの目を見張るような飛距離こそが香月一の魅力、もちろん一軍を志すには率という安定感も必要ですが、そこばかりを意識して小さくまとまってくれるなよと、ただただ祈るような思いです。
そのためにも守備はサードに固定をしてその負担を軽くすること、これまた複数ポジションを守れるのは一軍へのアドバンテージではあるのでしょうが、香月一にはどっしりと、ミスターロッテの背番号8は中村に預けているだけ、そのぐらい気構えでいられるような打撃中心をベンチにはお願いをしたいです。
【オリオン村査定】 500万円 → 550万円(△10%)