54 アルフレド・デスパイネ 外野手 30歳 年俸2億5000万円
【2016年成績】 134試合 496打数 81得点 139安打 打率.280 27二塁打 0三塁打 24本塁打 92打点 0盗塁 67四死球 89三振 得点圏打率.320
本人、そしてキューバ政府が望むだけの年俸を払えなかったのですから仕方がありません。
どこまで本当かは分かりませんが3年12億とも報じられた条件は一人に払うには高すぎで、それすら拒否をされたのであれば諦めもつきます。
ホームランの出にくいZOZOマリンを本拠にすれば30発はなかなかに難しいですし、逆にホームラン天国のヤフオクドームであれば40発もありそうですからソフトバンクが3年15億を払うのであればそうですか、そうですか、ロッテファンからすれば来季はWBCもありますし隔年タイプであってくれよと、ネガティブなことを思ったりもしています。
今季に数字を伸ばせたのは国内リーグを休んだのがよかったのではないかと、それにしては春季キャンプに遅れての合流でヤキモキさせられましたが、いきなりオープン戦でスタンドイン、開幕から二試合続けてのお立ち台はセンター中心のバッティングと文句のないスタートでした。
しかしそれもすぐに元に戻っての振り回しはどうしてもレフトスタンドに放り込みたいようで、22打席ノーヒットであっても意外に頑固なところを見せたデスパイネです。
5発目までは全てがセンターから右方向でそちらの方が打球が伸びるのになぜ左への意識を捨てられないのか、このあたりは長距離打者の本能なのでしょう。
あれだけ振れば左手首痛も当然と言えば当然、中村紀のようになるのではないかとヒヤヒヤするぐらいのスイングはそれが持ち味でもありますので、なんとも複雑です。
それでも三振が多いわけでもなく、チームトップの本塁打、打点を稼いだ四番打者の流出はとにかく痛い、周りで何とか埋められるレベルではありませんし敵となっての与えられるダメージを考えれば高見山が「2倍!2倍!」と言いそうな、お願いですから補充ではなく補強となる外国人選手を獲ってください、山室球団社長様。
実際のところのロッテ愛にはやや疑問を感じてはいるもののZOZOマリンでのブーイングはないでしょう、そんな心優しいロッテファンのためにも、です。
【オリオン村査定】 2億5000万円 → 3億円 (△20%) ※12/19に交渉打ち切り