61 角中勝也 外野手 24歳 年俸700万円
【2011年成績】 51試合 154打数 9得点 41安打 打率.266 5二塁打 1三塁打 0本塁打 10打点 2盗塁 13四死球 30三振 得点圏打率.132
浦和では常にレギュラーとして3割前後の打率を残していた角中は、しかしながら一軍ではなかなか結果を出せないシーズンが続いていました。
例によって調子の良いときに昇格をさせてもらえないというタイミングの悪さもありましたが、立場的にそんなことも言ってはいられないわけですから数少ないチャンスをものにするしかなく、そしてようやくに5年目の今季にぎりぎりのつぼみをつけることができた一年に推し続けてきた自分としてはホッと一息です。
しかしこれで一軍が安泰と言えないところが角中にとっては厳しい現実であり、それでも持ち味のストイックな姿勢で困難を切り開く来季に期待をしています。
今季も浦和ではリーグ3位の.323と申し分のない成績だった角中ですので、本格的に一軍に呼ばれたのが8月とはあまりに遅すぎました。
5月の交流戦は2試合で4タコだったことであっさりと浦和に送り返されてしまい、このあたりは我慢をして育てることができない西村監督を象徴していたとも言えます。
それでも諦めずに浦和で結果を残したことでもらった二度目のチャンスに2試合目のスタメンで2年ぶりのヒットを放ち、3試合目でマルチヒット、そして5試合目の5打数5安打で一気にロッテファンの注目を集めた角中に待ち続けていた春の兆しが見え始めたことは嬉しい限りです。
その後もヒットを重ねてクリーンアップを6試合も任されるなど後半戦はレギュラー級の扱いとなり、その巧みなバットコントロールは福浦の後継者に足るとは以前からの持論ですので、贔屓にしていることを差し引いてもそのきっかけを掴んだ2011年であったと言ってよいでしょう。
そんな角中の課題はやはり守備、一定以上の守備力はありながらもライバルが強力すぎます。
ゴールデングラブを受賞した岡田はもちろんのこと、やや肩に不安がありながらも伊志嶺も広い守備範囲を誇りますし、その体つきからは想像ができないぐらいに清田も俊敏さと球際の強さを見せますので、今季がそうであったようにどうしてもDHでの起用が増えてしまうのは仕方がありません。
しかしそのDHも福浦やサブロー、そしてホワイトセルとライバルは多く、やはり少しでも外野の出番を増やすことこそが角中にとっては当面の目標でしょう。
平井ばりに背中越しの打球に強みを見せるものの、どうにも前方の打球に対しては積極さに欠ける動きが散見されますので、もう少し思い切りが欲しいところです。
またせっかくの俊足が活かされていないところももったいなく、もっと盗塁の数は増やせるはずで、これも気持ちの持ちようが大きいような気がします。
どこか老成感のある角中はしかしまだ来季で25歳ですから、ロッテの外野陣では2番目の若さをもっとアピールしてくれることを願っています。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
【オリオン村査定】 700万円 → 1200万円 (△71%)
指名打者としてはサブロー、福浦、大松、ホワイトセルを押しのける必要がある訳ですからこちらもかなり厳しい。
岡田は想定外としてもドラフトでは荻野貴、清田、伊志嶺を立て続けに指名し、トレードでは工藤を取ってきた訳ですから、角中への期待値は編成的にはぶっちゃけ低い訳ですが、元々四国出身の下位指名で失うものは無いですから“逆境上等”で生き抜いてもらいましょう。
外野手、一塁手、DHの陣容が贅沢になりましたね。
本当に、ベンチの控えが寂しく、層の薄さを感じてしまった2011年シーズン。
そこからすれば少しはマシになったかな、と個人的に感じています。
ボビーではありませんが、故障者の出ない限りメンバー固定ではなく、
時にはスタメンを入れ替えて角中を初回から起用する事もやってほしい。
終盤の代打でもいい、とにかく経験を積ませてやってほしい、
機会を与えてやってほしいと願うばかりです。
左の外野手は右に比べると手薄感が出てるだけに角中にはぜひ1軍に定着して去年以上に暴れてほしいものです。
今までは応援しなかった。別に嫌いではありません。ところで、気になるのですが、サブローは金銭トレード?今江と井口は年明けに契約をするの?
PS岩村みたいな選手になってもらいたいです!
前後になりましたけど、
明けましておめでとう!
しかしながら得点圏であまり率が良くないというイメージがあります。
実際数字を見たら.132ですし、これが改善されないと出場機会を増やしていく上で足かせになりかねないと思います。
伊志嶺、岡田、清田がシーズン通して大活躍なら確かに出番はないのかもしれないですが、絶対1シーズン全員が盤石ということはないと思いますので…。
出番は限られそうですが花が開きかけているので今季の更なる飛躍に期待します。
ライバルが多く左投手も苦手にしていることから左右病にこだわる西村監督にどうアピールするかが鍵ですかね。先ずはキャンプ・オープン戦と結果を出すしか無いです。去年の岡田の様にスタメンを勝ち取って欲しいです。
間違っても塀内みたいにプチ覚醒終了で終わらなければいいのですが…。
来た球をおもいっきり叩く、バットマンの原点を感じると、解説者もほめておられました。
岡田同様の雑草魂を感じなくもないですので、決して浦和の生ぬるい空気にそまらず、頑張ってもらいたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=eoOQzHOrTXM
角中は足がもつれて転んでいたので、運動会で走って転ぶお父さんのような下半身の弱さを感じました。
ここが直れば好調を持続できるような気がします。
上半身は鍛えているのでしょうから、バランスが悪いのかもしれません。
バットコントロールは良いのですから。