69 肘井竜蔵 外野手 21歳 年俸450万円
【2016年成績】 8試合 9打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 2三振 得点圏打率.000
昨季に育成枠出身ながらも高卒二年目でプロ初安打、初打点をマークした肘井は今季にさらなる飛躍が期待されましたが、しかし一軍ではノーヒットに終わりました。
それでも春季キャンプ直前に外野手登録となり、一二軍ともその全てを外野手として守ったことは大きなプラスになるはずです。
そんな肘井ですのでアモーレロッテファン、試合には出ていませんが僕が来てから調子がいいです、などファンに愛される言動が今後のプレーに結果として表れてくれればと、高卒三年目と考えれば順調に育ってくれていることが分かるシーズンでしたので、今年はもう一歩進んで大砲の片鱗を見せる一年としてくれればと願います。
浦和では規定打席に達しての.279に11本塁打ですから主軸としての活躍で、クリーンアップを任されることからしてベンチの期待の表れでしょう。
オープン戦に出番をもらえるもヒットが出ずの開幕二軍、しかし5月に7発はリーグタイ記録で.313の18打点は月間MVP、この勢いで一軍といきたかったのですが昇格が6月、そこから一ヶ月近くも一軍にいながらも出場はわずかに8試合、初スタメンが6月下旬で二打席で交替ですからいつものごとく若手の使い方が下手すぎます。
その時々のチーム事情に左右をされるのは仕方がないにせよ、何のために上げたのか、9月に井上に続くロッテとして5人目、リーグ9人目のサイクルヒットを引っ提げての再昇格ではスタメン起用ながらも4タコで今季は終了、今年の春季キャンプの強化指定選手に名前が挙がっていないのも不満ですし、もっと我慢をしなければ長打不足は解消されません。
もちろん肘井のレベルアップも当然に必要なわけで、高めのストレートに差し込まれる、のは変化球が苦手での待ち方の問題もあるのでしょう、ただこれは頭で考えてどうこうなるものでもありませんから場数を踏んでいくしかなく、オープン戦からの積極的な起用が求められます。
出番を少しでも増やすためにも一塁を、は大松の顛末や混雑ぶりを考えれば薦められませんし、清田をセンターに追いやることを目指してバットを振り抜くのみです。
【オリオン村査定】 450万円 → 480万円 (△7%)