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オリオン村(跡地)

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2016年通信簿 64 二木康太

2017-01-19 00:00:57 | 千葉ロッテ

 

64 二木康太 投手 21歳 年俸540万円

【2016年成績】 22試合 7勝9敗0S 防御率5.34 116回1/3 143安打 12被本塁打 34与四球 2与死球 81奪三振 被打率.307

昨季の急成長から今季の推しメンとしたのが二木、同じくマスコミも新人王候補の一人として名を挙げるなど注目の高まったシーズンでした。
終わってみれば期待どおりに7勝、一方で防御率が5点台と微妙な感じもありますが、高卒6巡目指名が三年目にして一軍ローテーションの一角を担ったのですから立派です。
しかし言い尽くされていることですが来季こそが大事、おそらくは榎が「俺のようになるなよ」とアドバイスをしてくれているでしょう。
ただ勝つだけではなく安定感のあるピッチングを、このオフの大異動の流れに乗るように背番号17をゲットするような活躍を楽しみにしています。

順調に一軍スタートで対外試合の初戦に先発とベンチの推しも強く、紅白戦、練習試合で13回無失点と文句のない出足でした。
オープン戦では7失点で炎上した試合もありましたが開幕ローテーションをゲットしてその初戦にプロ初黒星を喫するも、三戦目にプロ初勝利を完投で飾りロッテファンを驚喜させた二木はしかしその後は安定をせず、格下のセントラルを相手に3連勝をしたところがピークだったように思います。
台頭のきっかけはその伸びやかなストレート、腰の動きはサイドスローに近いながらも腕は上から振り下ろすフォームは打者から見ればワンテンポ遅れてしまうやっかいなものではないかと、春先は146キロをマークするなどしてぐいぐいと押していける期待感がありました。
コントロールはややアバウトですが四球は少なく、走者を出してからの粘りも20歳そこそことは思えない老練ぶり、とは親バカ目線ですが、しかしそれが結果的に二木の伸びを止めてしまったような、もちろん疲れもあったのでしょう、しかしシーズン半ばからは130キロ台半ばから後半まで落ちてしまったのが哀しすぎます。
まるで若年寄だったころの唐川、武器となるはずだったストレートが中途半端な高さで制御しきれなかったことから守りに入ったようにも見えました。
このストレートを攻めの気持ちとともに取り戻せるかどうかが来季に向けたポイント、あのプロ初勝利の試合でのしなるような腕の振りから投じられた伸びのあるボールはチームでも一二を争う威力がありましたので、二木には一発屋で終わってもらいたくはない、開幕カードを任せられるぐらいの第二幕を期待します。

2014年通信簿
2015年通信簿


【オリオン村査定】 540万円 → 1540万円 (△185%)


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