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オリオン村(跡地)

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2016年通信簿 55 ジェイソン・スタンリッジ

2017-01-07 00:56:02 | 千葉ロッテ

 

55 ジェイソン・スタンリッジ 投手 38歳 年俸1億4400万円

【2016年成績】 27試合 8勝8敗0S 防御率3.56 162回 168被安打 13被本塁打 45与四球 8与死球 99奪三振 被打率.274

ソフトバンクで二年連続二桁勝利、しかし昨季は防御率が3点台後半でしたので強力打線に支えられてのそれがロッテの貧打線ともなれば厳しいのではないか、とは獲得のニュースに接してのファーストインプレッションでしたが、終わってみればその印象どおりの結果となったスタンリッジです。
ただ打線の援護があれば二桁に手が届いたのではと思いつつも、その体力的な衰えが隠せなかったのも実際のところでしょう。
一時は引退をほのめかしたとも報じられましたが無事に残留が発表となり、それでも来季がおそらくはラストイヤー、その有終の美を飾ってくれることを願ってやみません。

春季キャンプは第二クールからの合流ながらも開幕にきっちりと間に合わせるのはさすが、その移籍後初登板は7回1失点、二戦目は7回3失点ながらも援護は二戦で僅かに1点の連敗スタートはあまりに気の毒でもあり、4試合のいずれもQSで1勝2敗と春先から不憫レースの独走状態でした。
ここで白星が先行をしていればまた違った展開になったやもしれず、このあたりはロッテだなぁ、としか言い様がありません。
そんな足踏みが続いているうちに5月に入ってからは序盤に打ち込まれる試合が続いての二軍落ちも経験し、またローテーションの巡り合わせではあるのでしょうが半数以上の15試合ものデーゲームが足を引っ張った感は否めず、このあたりは来季に向けての大きな課題、もちろんベンチのそれですが、そこは考えなければならないでしょう。
春先はほぼQSのピッチング、そして秋口は5試合で1点台の防御率ですから完全な春秋モードは38歳という年齢からくるものが大きいのではないかと、夏場に100球はおろか60~70球を目処にしなければならない六回の壁を乗り越えられずに白星をふいにした試合が少なくありませんでした。
普段はジェントルマンながらもマウンド上では一斗缶を背負ったかのような短気ぶりを制御できなかったのもそれに拍車をかけて、点差がどうあれ、どういった展開であれ六回、もしくは五回で代える決断をベンチがなかなかできなかったのも反省材料、中継ぎ陣にはしんどいですが、来季は見切りのタイミングを間違えないよう願いたいです。
ジャッジにカッカしてコントロールを乱すのを漫然と見ていたくもありませんし、そんな状況であっても3点台半ばにまとめるだけの力のあるスタンリッジを活かすも殺すもベンチ、そして田村の手綱捌き次第といったところではないかと、春秋限定にはあまりに惜しすぎます。


【オリオン村査定】 1億4400万円 → 1億4400万円 (±0%)


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