オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ビジターな野球で惨敗

2013-08-18 00:13:46 | 千葉ロッテ

 

今日は試合前に井口の日米通算2000本安打の表彰式があり、NPBの公式な記録ではないためか連盟やマスコミなどがぞろっと並んでのものではなく球団と名球会の私的なそれといった感じではありましたが、スタンドからはロッテ、オリックスを問わず大きな拍手で偉業を讃えられていました。
まずは中村球団社長から記念の盾や金一封などを授与され、そしてチームの大先輩である有藤に名球会のブレザーを着せてもらうといった流れです。
はち切れんばかりの上体と強風に手こずったのかなかなか袖が通らずに満面の笑みだった両者も途中から引き攣り気味ではありましたが、これで井口も超一流の仲間入りです。

そんなセレモニーがあったのですからさくっと勝ちたかったのですが、試合が始まって10分ちょっとで敗色濃厚となる惨敗でした。
先発の大谷はとにかくストレートも変化球もストライクが入らず、3四球に満塁弾ですのでどうにもなりません。
僅か5打者に対しての23球で一死しか取れずの交代はベンチとしても大誤算でしょうし、怒り心頭だったと思います。
登板間隔が短いことでの負担とはまた違った乱れは強風を上手くコントロールできなかったのが原因ではないかと、だからと言ってストレートばかりを要求した金澤のリードもどうかとは思いますが、さすがにあれだけハッキリとしたボールばかりではどうにもなりません。
超早めの見切りはあるいは次も中4日、あるいはまさかの中3日を考えての打算もあったのかもしれませんが、哀しすぎる今季最短のKO劇でした。
その大谷を継いだ藤岡はスクランブル登板だったでしょうから今江の守備もありましたし初回の失点は仕方のないところではありましたが、7回で7四球はお粗末です。
やはり強風に苦しんだのでしょうが同じ条件である相手が無四球であったことからすれば、そんなことは言い訳にはならないでしょう。
昨晩はブラックブラックナイト、そして今晩は強風を味方につけられずのビジターな戦いでの白黒です。
それでもいい当たりはされましたが糸井の内角に投げ込んだストレートはいいボールでしたし、あと3キロでもスピードが出ればもっと楽なピッチングになるのではないかとも思うのですが、何はともあれ今日は無理にでも笑おうと、楽しんで投げようとしている素振りが見られましたのでよしとするしかありません。
それにしてもレデズマと合わせての12四球には溜息しか出ず、明日の古谷に伝染をしないことを願うばかりです。

打線は前田に五回まで完全に抑えられる湿りっぷりで、完封負けこそ免れましたが完全に手玉に取られたといった感じです。
やはり左腕が先発となると左偏重の打線ですので弱含みとなる感は否めず、G.G.佐藤や細谷といったところがスタメンで出場をするのは楽しみではあるのですが一方で里崎ではなく金澤というのもよく分からず、大谷との相性というわけでもないでしょうから里崎がまたどこぞを痛めたのではないかと心配にもなります。
角中も得点差を考えれば無理に三塁を狙う必要はありませんでしたし、どうも走守に雑な感じがしてなりません。
その中で初夏井口にヒットが出たこと、G.G.佐藤が強烈なショートライナーに左中間を破るツーベースと結果を残したことが収穫で、一方で細谷は打てる気配すら感じられないからっきしでしたので、どうやら明日の公示はないようですが根元とサブローが一軍に合流をしたようですから両選手とも明日が正念場でしょう。
西野も立ち投げで30球を投げたとのことで、実りある来週とするためにも明日は古谷に打線が恩返しをするような展開を期待します。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

5 0 0 0 0 0 0 2 1 8 6

0

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 5

0


◆8月17日(土) 千葉ロッテ-オリックス16回戦(ロッテ10勝5敗1分、18時、QVCマリン、23,820人)
▽勝 前田 13試合1勝1敗
▽敗 大谷 7試合1勝3
▽本塁打 バルディリス14号(大谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大谷、藤岡、レデズマ―金澤
オリックス 前田、佐藤達、小松―伊藤

 

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