オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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休まないで歩け

2013-08-26 22:46:22 | 千葉ロッテ

朝に路面が濡れているのには驚いたものの、夜半の雨はすっかりと上がって午前中は時折に日が差す程度の曇天、午後からは手の甲が腫れてしまうぐらいの快晴な岡山でした。
そんな今日はミニトライアスロンとばかりに15キロのハイキングに50キロを超えるサイクリングと縦横無尽に動き回ったのですが、その際に口ずさむのは三百六十五歩のマーチと線路は続くよどこまでも、なのは気がつけばいつものことですし、テンポがいいので歩くにもペダルを踏み込むにも最適なものではないかと思ったりもしています。
そんなこんなで痛恨の3連敗を喫したロッテも歩みを止めることはできず、とにかく前に進んでいくしかありません。
こういったときにこそ人の本質が顕れますので、明日からの6連戦の戦いぶりに注目です。

その先陣を切るのは大谷で、中継ぎ降格からの再びのチャンスを与えられたといったところでしょう。
もっとも浦和からの抜擢ではなく2回29球を投げてから中4日の大谷ですから素直に喜んでいいのかどうか、しかし大谷にはここで結果を残して先発の座を勝ち取るしかありません。
便利使いから脱出をするためには存在感をアピールするのが一番ですから、博多湾に海坊主の襲来でソフトバンクファンの肝を冷やしてもらいたいです。
打線は井口の状況が気がかりですし明日に公示があるのかどうか、非情な采配には選手起用も含まれているはずです。
何にせよ優勝を狙うのであれば悪くても勝ち越しをして、出来ることならば仙台の仇を福岡で討って3タテを食らわせて地元に戻ってくるしかありません。
ソフトバンクはロッテの背中に手が届くところまできて勢いづいているでしょうからまさに仙台決戦の裏返しにするためには、まずは明日に大場を血祭りに上げて勢いにのりましょう。

 

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笑わない数学者

2013-08-26 21:24:38 | 読書録

笑わない数学者

講談社

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すっかりと中毒状況になりつつある、S&Mシリーズの三作目です。
天才数学者の住む三つ星館を訪れた犀川創平と西之園萌絵は、そこで12年前に起きたオリオン像の消失の話を聞きます。
そして再びに消えるオリオン像、突然に起きる二つの殺人事件、数学者の一族に横たわる因縁、謎が複雑に絡み合っていく、そんなストーリーです。

おそらくは作者がそう意図したのでしょうが、これまでに比べれば拍子抜けをするぐらいにシンプルな組み立てとなっています。
創平と萌絵の微妙な距離感の移ろいがテーマではないかと思えるぐらいで、やたらと普通な人の創平に徐々に外堀を埋めつつある萌絵の関係が微笑ましいといった感じでした。
しかしミステリーとしての奥深さはそんな読み手をあざ笑うかのように仕込まれており、それに気がついたときの驚きには相当なものがあります。
それにしても面白いタイトルの作品が多いこの作者ですが、その英文のタイトルとともに今後も楽しみになってきた今日この頃です。


2013年8月26日 読破  ★★★★☆(4点)

 

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