西野が右肩痛で登録を抹消されました。
今までに感じたことのない痛みとのことですから心配ですし、だから言わんこっちゃないといった感じです。
残念ですし悔しいですがこうなってしまったからには治癒を優先させて、間違っても周りが焦らせないことを求めます。
今季の戦いからすれば絶望的な西野の離脱ではありますが、その西野のプロ野球人生は始まったばかりですのでこんなところで潰すわけにはいきません。
明日が63球を投げてから中4日の大谷ですのでベンチは何も感じていないような特攻モードですが、来週にはそれが解除となることを願います。
そんな今日のサヨナラ負けは、ベンチの判断ミスでしょう。
九回の益田は同点の終盤はいい投手からといったところからの延長線上でしょうからまだしも、十回の藤岡は理解できません。
真っ当にいけば上野でしょうし、先頭が左だからということであれば服部が妥当だったと思います。
たまたまに打たれてのサヨナラ負けであれば諦めもつきますが、たまたまに抑えることがあるといった感じでしかない藤岡は日本ハムに4敗をするなど一番に打ち込まれている相手ですし、左打者にも.298と分が悪いことからしてどうしてあそこで使おうとベンチが考えたのか、あまり好ましいことではありませんが藤岡がグラブで顔を隠しながらベンチに戻っている途中で切り替わった画面では既にベンチ裏に引っ込む里崎の後ろ姿が見えましたので、公式サイトではまさかと書いてありましたが、ある意味で必然とも言えるサヨナラ負けでした。
あるいは延長十二回を考えれば藤岡を使わざるをえないので、それであれば下位打線にぶつけようとでも考えたのか、もしそうであれば一軍に置いておく必然性がなくなります。
何にせよ今の藤岡にこだわる理由が全く分かりませんし、繰り返しになりますが藤岡の今後のことを考えれば浦和で一からやり直させるべきです。
また同点に追いつかれたところでは松永のコントロールが乱れたこともありましたが、なぜに大野を歩かせたのかもよく分からず、これもおそらくはベンチからの指示だったでしょうから今日は打つ手が全て裏目に出たと、こんな日もあるさと割り切るしかありません。
唐川はここのところではベターピッチな7回途中での1失点で、先発としての責任を果たしてくれました。
さほどに調子が良かったようには思いませんでしたが、里崎のリードもありましたが積極的に内を突くだけのコントロールがあったことが抑えられた理由の一つでしょう。
カーブやチェンジアップなどの緩いボールを上手く使えていたことで中田らを翻弄できましたから、次に繋がるピッチングだったと思います。
それだけにもったいなかったのは下位打線に捕まったこと、そしてあの程度の状況であっさりと代えられた今のベンチからの信頼感で、特攻ローテを視野に入れての早めの継投だったのかもしれませんが、あそこで続投をさせてもらえないようであれば唐川の復肩は望めません。
次に同じような状況になったときに任せてもらえるよう、唐川には続けての好投を期待します。
打線は相変わらずに1試合に1イニングの得点がお作法のような攻撃ぶりで、唐川を援護しきれませんでした。
ただでさえ得点不足なのですから送る場面ではしっかりと送らなければどうにもならず、またしても角中のバントミスに鈴木のスクイズ失敗とベンチは怒っていい体たらくです。
そもそも荻野貴をスタメンから外したのもよく分からず、昨日に途中交代をしましたのでどこか痛めたのかと思いきや途中出場をしましたし、伊志嶺を使うことを前提とするのであれば対左腕や対武田勝、そしてここのところの調子からして角中を落とした方がよかったように思います。
虎の子の得点も相手のエラーによるものですし、青松や高濱といったところがチャンスで結果を出せなかったのですから仕方がないかなと、今日は中盤からは防戦一方で引き分けなら御の字ぐらいの展開になっていましたのでショックも少ないと、そんな中で2点ビハインドの七回にバントで送ったり稲葉に代打の代打を送ったりと学ぶべきところが多かった試合だったと、そんないろいろな言い訳を自分に言い聞かせるしかありません。
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