古谷、古谷、古谷、まさか次も古谷にならないよねと、そんな心配もしたくなる負け試合でした。
グライシンガーも悪くはなかったようですが点の取られ方がもう一つで、六回に踏ん張りきれなかったのが今を象徴しています。
伊東監督は粘れなかったことや拙攻を嘆いていたようですが、ただ嘆いているだけでは何も変わりません。
それであれば攻撃的なのもよいですが、井口と今江が好調なのですから初回に角中に送らせるといった作戦をそろそろ考えたいところです。
送ってもあと一本が出ないと諦めるのではなく確率が低いのであれば分母を大きくすればいいと、そういった発想の転換も必要でしょう。
そうすることで一点の重みを選手たちが体で感じるという効果が出るかもしれず、押してもダメなら引いてみる野球もありだと考えます。
そんな負け試合でも福浦が単独で球団歴代3位となる1828安打を放っての崖っぷちでのつま先立ちで、あわやホームランの三塁打は6年ぶりとのことです。
青松も147キロの空振りを見て舐めたのか何の工夫もなく平野の投じた149キロのストレートを力負けすることなく弾き返しての連夜のツーベースですから、ややブラゼルが空回りをしつつありますので今日の井川に対してのDHでのスタメン抜擢も充分にあるでしょう。
ようやく一軍に戻ってきたレデズマはこれで低めにボールを集めてくれることができれば無双ではないかと思えるストレートを見せてくれましたので、それなりのピッチングが続けば藤岡を一軍に置いていく必要もなくなりますので一石二鳥を期待したくもなります。
そしてゴンザレスの代わりが上野ですので個人的には嬉しいですし、こういった選手の役割を変えていくのも違った野球の一つです。
また明日に西野に余計なプレッシャーをかけたくはありませんので、動くことで苦難に立ち向かっていきましょう。
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▽バッテリー |