オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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らしい攻撃でブラックな夜を切り裂く白星

2013-08-17 01:55:53 | 千葉ロッテ

 

うかつなことに球場でやたらと黒い装いを目にして今日がブラックブラックナイトだと気がつき、慌てて来場特典のタオルをもらうためにFゲートに向かったところでブラゼルのホームランのアナウンスが聞こえましたので、まだ初回でしたから「こりゃ楽勝か」と思った自分はまだまだ感性が鈍いようです。
二回を終わったところではむしろ流れは相手にいってしまったような展開で、よくぞ持ち堪えてくれたといった感じです。
それでも逆転のロッテな雰囲気が少しずつでも戻ってきて砂時計の発売が心待ちになるような、お客さんのオリックスにきっちりと先勝をしての5カード連続の勝ち越しにリーチは貯金10へのリーチでもありますので、このまま一気に青波を幕張の海の藻屑にしてしまいましょう。
明日が中4日から中5日の大谷が発表となり、そして明後日は中5日から中4日の古谷となるのでしょうから早すぎる鞭に尻が赤く腫れ上がりそうですが、来週には万全な西野が復帰をすることで中6日の通常モードに戻れると信じて、とにかく壊れないままに投げきってくれることを願います。

それにしても唐川の不調は根が深そうです。
立ち上がりにあっさりと失点をして、その裏に味方打線がひっくり返してくれたもののすぐに手痛い一発を浴びるなど、5回を6安打2失点という数字以上に印象が悪いです。
今日も二階席だったので球場では今ひとつ分からなかったピッチングも帰ってきてからパ・リーグTVでつまみ食いをしてみれば、強風の影響か変化球が曲がりすぎていたのに苦労をしていたようですが、ストレートともども言うほどに乱れてもいませんでしたからむしろ深刻かもしれません。
前回に続いて踏ん張りどころであっさりと代えられたことに唐川はベンチに信頼をされていないことを肌で感じているようで、伊東監督も無茶苦茶に言葉を選ぶ努力はしていましたが交代は当然といったインタビューだったようですから、唐川のこの立ち位置は余程に好投をしない限りは変わらないのでしょう。
その唐川も97球を投げてからの中5日ですから打たれながらも粘り強く先発としての最低限の仕事はしてくれたと思いますので、まずは借金返済を目標に頑張ってもらいたいです。

またしても先発が早いイニングで降板をしてしまったことで、これは特攻ローテですから仕方のないところではあるのですが、今日も中継ぎ陣がフル回転です。
そうなればなかなかにピシャリと抑えるのも難しくなりますが、飛ぶボールが復活をする中でこれだけの登板数で1点台の防御率を誇るロサと松永はオフが楽しみでしょう。
相手がオリックスですので多少は差し引く必要があるものの益田のストレートに力が戻ってきたことも喜ばしく、調子が上向きになってきてくれているのだと思いたいです。
いずれにせよ各投手とも登板数が増えていますので、中郷の復帰と渡辺に続く小野や吉見らのベテランの意地に期待をしたいです。

打線はロッテらしい攻撃で思わず笑ってしまうような、相手からすればイヤな点の取り方ができたのではないかと思います。
批判も多いようですが得意技となっている今江のバットを投げ出すようなタイムリーで同点に追いつき、敵味方ともに勘違いの四球疑惑から低めのボール球をつんのめるようなスイングでライト前に運んだこれぞ角中の逆転タイムリー、そして待ち望んでいた大砲ブラゼルのツーランは真っ黒なライトスタンドを狂喜乱舞にするのに充分すぎる一発でした。
今日から復帰をした井口にヒットが出ず、相手のミスに乗ずることができなかった二回や塀内の拙走でチャンスを潰しかけるなど強いチームが相手であれば苦戦の要素はいくらでもありましたが、それでもそれをカバーする打者がいるうちはまだ大丈夫でしょう。
もちろん反省は必要ですし、明日が左腕ということもありスタメンの入れ替えで緊張感を維持することも忘れてはなりませんが、しかし強気でやっていってもらいたいです。
慎重かつ大胆に、そんな戦いぶりを楽しみに明日を待ちます。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 10

0

千葉ロッテ

4 0 0 0 1 0 0 0 X 5 11

0


◆8月16日(金) 千葉ロッテ-オリックス15回戦(ロッテ10勝4敗1分、18時15分、QVCマリン、25,170人)
▽勝 唐川 19試合6勝8敗
▽S 益田 54試合2勝4敗27S
▽敗 西 20試合7勝6
▽本塁打 ブラゼル8号(西)、宮崎1号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、内、松永、ロサ、益田―里崎
オリックス 西、海田、中山、森本―伏見、伊藤

 

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