オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

藤岡でサヨナラ、藤岡にサヨナラ

2013-08-11 00:02:19 | 千葉ロッテ

西野が右肩痛で登録を抹消されました。
今までに感じたことのない痛みとのことですから心配ですし、だから言わんこっちゃないといった感じです。
残念ですし悔しいですがこうなってしまったからには治癒を優先させて、間違っても周りが焦らせないことを求めます。
今季の戦いからすれば絶望的な西野の離脱ではありますが、その西野のプロ野球人生は始まったばかりですのでこんなところで潰すわけにはいきません。
明日が63球を投げてから中4日の大谷ですのでベンチは何も感じていないような特攻モードですが、来週にはそれが解除となることを願います。

そんな今日のサヨナラ負けは、ベンチの判断ミスでしょう。
九回の益田は同点の終盤はいい投手からといったところからの延長線上でしょうからまだしも、十回の藤岡は理解できません。
真っ当にいけば上野でしょうし、先頭が左だからということであれば服部が妥当だったと思います。
たまたまに打たれてのサヨナラ負けであれば諦めもつきますが、たまたまに抑えることがあるといった感じでしかない藤岡は日本ハムに4敗をするなど一番に打ち込まれている相手ですし、左打者にも.298と分が悪いことからしてどうしてあそこで使おうとベンチが考えたのか、あまり好ましいことではありませんが藤岡がグラブで顔を隠しながらベンチに戻っている途中で切り替わった画面では既にベンチ裏に引っ込む里崎の後ろ姿が見えましたので、公式サイトではまさかと書いてありましたが、ある意味で必然とも言えるサヨナラ負けでした。
あるいは延長十二回を考えれば藤岡を使わざるをえないので、それであれば下位打線にぶつけようとでも考えたのか、もしそうであれば一軍に置いておく必然性がなくなります。
何にせよ今の藤岡にこだわる理由が全く分かりませんし、繰り返しになりますが藤岡の今後のことを考えれば浦和で一からやり直させるべきです。
また同点に追いつかれたところでは松永のコントロールが乱れたこともありましたが、なぜに大野を歩かせたのかもよく分からず、これもおそらくはベンチからの指示だったでしょうから今日は打つ手が全て裏目に出たと、こんな日もあるさと割り切るしかありません。

唐川はここのところではベターピッチな7回途中での1失点で、先発としての責任を果たしてくれました。
さほどに調子が良かったようには思いませんでしたが、里崎のリードもありましたが積極的に内を突くだけのコントロールがあったことが抑えられた理由の一つでしょう。
カーブやチェンジアップなどの緩いボールを上手く使えていたことで中田らを翻弄できましたから、次に繋がるピッチングだったと思います。
それだけにもったいなかったのは下位打線に捕まったこと、そしてあの程度の状況であっさりと代えられた今のベンチからの信頼感で、特攻ローテを視野に入れての早めの継投だったのかもしれませんが、あそこで続投をさせてもらえないようであれば唐川の復肩は望めません。
次に同じような状況になったときに任せてもらえるよう、唐川には続けての好投を期待します。

打線は相変わらずに1試合に1イニングの得点がお作法のような攻撃ぶりで、唐川を援護しきれませんでした。
ただでさえ得点不足なのですから送る場面ではしっかりと送らなければどうにもならず、またしても角中のバントミスに鈴木のスクイズ失敗とベンチは怒っていい体たらくです。
そもそも荻野貴をスタメンから外したのもよく分からず、昨日に途中交代をしましたのでどこか痛めたのかと思いきや途中出場をしましたし、伊志嶺を使うことを前提とするのであれば対左腕や対武田勝、そしてここのところの調子からして角中を落とした方がよかったように思います。
虎の子の得点も相手のエラーによるものですし、青松や高濱といったところがチャンスで結果を出せなかったのですから仕方がないかなと、今日は中盤からは防戦一方で引き分けなら御の字ぐらいの展開になっていましたのでショックも少ないと、そんな中で2点ビハインドの七回にバントで送ったり稲葉に代打の代打を送ったりと学ぶべきところが多かった試合だったと、そんないろいろな言い訳を自分に言い聞かせるしかありません。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

千葉ロッテ

0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 5

1

日本ハム

0 0 0 0 0 0 1 1 0 1X 3 11

1


◆8月10日(土) 日本ハム-千葉ロッテ16回戦(8勝8敗、15時1分、札幌ドーム、34,965人)
▽勝 石井 38試合4勝4敗
▽敗 藤岡 25試合5勝8

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、内、ロサ、松永、益田、藤岡―里崎
日本ハム 武田勝、増井、石井―大野、鶴岡

 

コメント (37)    この記事についてブログを書く
« 七年目の脅迫状 | トップ | 海坊主が今季初勝利 »

37 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
藤岡 (Unknown)
2013-08-11 01:06:56
ってる事を書くとアチコチから反発が来そうで控えてましたが、
藤岡は昨年前半から期待ハズレもいいとこでした。プロ仕様の変化球を取得できなければ、休養を取ろうが二軍で何を調整しようが同じ事の繰り返しでしょう。
あの若さで渡辺俊介並の超のつくリズムの悪さ、マウンドであんな悪い意味での喜怒哀楽を見せる投手見た事ないですよ。
球場やブルペンで見ると良く見える錯覚に監督コーチが陥ってるとしか思えないですね。
返信する
長期と短期 (doushitakoushita)
2013-08-11 01:11:58
どこの世界も長期的な視野と短期的な結果のバランスは難しいのですが、残念ながら今のロッテの状況はそのバランスが崩れつつあります。来週の楽天3連戦を、優勝の可能性を残す大一番と思っていましたし、勝負に出る監督や首脳陣の心意気を買いたい気分だったのですが、西野の離脱ときょうの結果で、やはり無理があったかという雰囲気になりつつあるのが残念です。

西野の抹消で首脳陣も動揺したか、きょうの采配は冴えがありませんでした。伊志嶺は機能せず、荻野貴の中途半端な投入は内野の層の薄さがモロに出てほかの選手を生かせず、なにより継投は最悪でした。大野の敬遠はまったくの判断ミスでしたし、4回も結果的に得点はできましたが、ノーアウト1,2塁で里崎にバントだったと思います。

まだシーズンは続きますし、CSもありますから、もう一度、ピッチャー陣の建て直しをしなければなりません。戦力の厚みを増やして、負荷を分散しなければなりません。

私がきょう一番腹がたっているのが、成瀬に対する斉藤コーチの、「いい報告がない」というコメント。はたして1-2軍の、そしてコーチと選手のコミュニケーションは取れているのか、成瀬自身はなぜ落とされ、何をすべきかを分かっていて納得していたのか、調整方法は誰が決めているのかなどなど、基本的なところができていないのではないかという疑問が浮かんできます。大事な選手である成瀬がほったらかしであったのなら、斉藤コーチが自分の仕事の優先順位を付ける方法が間違えています。今からでも改善しないと。
返信する
Unknown (JF)
2013-08-11 01:42:51
10回の藤岡投入は、相手が下位打線だったから、それだけでしょう。
あの展開で使えそうな投手は服部、レデズマしかおらず、かといって2人で3イニングは無理なので、抑えてくれれば儲けものと思って藤岡を先に出したのだと想像します。その下位打線にあっさり打たれた藤岡には掛ける言葉もなく、いい加減中途半端な使い回しはやめていただきたい。まだ若いのですから、長期的な視野に立って課題解決に取り組んでもらいたい。もう新人ではないのですから、ただ何となく投げて抑えた、打たれたを繰り返しているようでは、プロ2年目の投手としては失格だと思います。厳しいようですが。

しかし今日の敗因は打線でしょう。あれだけ打てなければどうしようもない。久々に訪れた10回のチャンスで高濱に打順が回り、代打を出せなかったのも悪い巡り合わせでした。
高濱もチャンスを貰っている間に結果を出せないと昨年と同じになってしまいますし、奮起を願いたいです。
返信する
お粗末 (けんぴん)
2013-08-11 02:16:37
拙者、「藤岡現場叩き直し論賛成」でしたが、昨日の投球を見て「もう無理だ」と思い直しました。日ハムさんも藤岡投手を打ち込む事に「歯ごたえ」も無いでしょう。

これからタフなしのぎ合いをせねばならないというのに、9回までに勝ちきれなければ敗けてしまうという実にお粗末な展開。
青松。あそこは解説氏の言う通り、犠牲フライを狙うべきでしょ。伊志嶺。考え過ぎ。もっとシンプルに自分の土俵で勝負する打撃にした方が良いのでは。内。最初からピシッと抑えよ。

そして里崎捕手のリードなのですが、村長さんは高評価ですが、どうも拙者は好みが合わないのかキライなんですよね、あのリード。
無意味な高めのウエスト要らないと思うし、唐川投手にはもっと内角を使うべきなんじゃないかと思いました。

最後に西野投手。大事ない事を祈ってますが、今季は完璧な治癒に務めてください。
この出来事はサイン(予兆、啓示)のような気がしますので、特攻ローテ戦略は再考ですかね。
返信する
二軍戦(ナイトゲーム)を観戦してきました。 (大森鴎)
2013-08-11 02:35:25
清田がバックスクリーンにホームランをかっ飛ばしました。顔つきも日焼けして引き締まってましたし、チーム事情を考えたら、そろそろ一軍に戻してもよいのではないかと。
返信する
継投が… (富山マリン)
2013-08-11 02:52:53
ピンチになったら投手交代っていうパターンはやめてほしいですね…。後手後手感満載です。

7回は最初から唐川がピンチを招いたら内って決めてたみたいな継投でしたけど、毎度毎度ピンチで登板させられる内も大変ですよ。頭から内でいくか、1死2塁なら唐川続投でも。
8回もあの場面はロサ続投でいいと思いましたけど…。

今日は追い付かれた時点で負けを覚悟しました。
返信する
惜しむ (捕手のリード)
2013-08-11 03:39:54
外角の厳しいところに要求。投手がそのコースにきっちり投げても、ボールと判定されることが分かり切ってるのに、外ばかり。
サトや川本の配球で散見される気がします。
返信する
藤岡投手 (伊良部ファン)
2013-08-11 06:19:23
管理人様、いつも更新を楽しみにしております。
誰もが思ってるし、先日解説の伊原さんが力説もしていましたか、藤岡投手はチェンジアップ、もしくはシンカーを覚えれば化ける可能性アリだと思います。
杉内投手、成瀬投手、内海投手はそれが生命線ですし、かつてヤクルトの石井一投手や巨人の入来投手がチェンジアップ覚えてパワーアップしました。最近では雄星投手ですね。ドラフト注目の松井投手なんて高校生なのにマスターしています。
コーチもとっくに提言されていると思うので、藤岡投手は不器用なんですかね。まぁ、プロで通用する球種をマスターするのは並大抵のことではないことは認識していますが。ダルビッシュ投手や田中投手、松坂投手などレベルの違う投手は簡単に色んな球種をマスターするのはさすがだし、それが才能ですね。
返信する
Unknown (茅ヶ崎Mファン)
2013-08-11 06:55:23
西野投手については残念です。試合後のコメントも頼もしいものでしたので、ちょっとビックリです。多くの皆様が仰るとおり、焦らず治療に専念して頂きたいです。

藤岡投手、「浦和で修行させてください!」と志願して欲しい。
人に言われてから行っても、意識がどこか、「やらされ仕事」になっちゃうと思うから。
自ら進んで「修行」して、「何かを掴もう!」と能動的に取り組まないと身に付かないような気がします。
二軍は決して、懲罰と反省の場ではない!
と、思います。
ワシゃ絶対に見捨てん。だから逞しくなって帰って来いや。

昨日、追浜行って二軍戦を観てきました。
投手では黒沢投手が1イニングを三人で抑えていましたが、余り相手の右打者に嫌がられてないような…
鋭いの一本、打たれてましたね。
制球はそんなに気にはなりませんでしたが、もう少しサイドスローの特性、活かせればなぁ、と思いました。

他、先発で大嶺投手、8回は南投手が投げましたが、二人とも制球に苦しみ、ストライクを取りにいったところを痛打されていました。
大嶺投手は真っ直ぐはそれなりだったのかも知れないですが、相手の筒合(間違ってたらごめんなさい。)選手、ラミレス選手、後藤選手には通用していなかったように思います。
南投手も、フォークで空振りが取れず、余裕で見切られていました。
二人とも、今すぐ一軍は厳しそうに思いました。
打者については加藤選手が相手の真下投手にタイミングが合っていなかったようで、打撃でいいところは残念ながら見れませんでした。
変化球への対応がうまくなって、カットして粘れるようになったら一軍で行けそうに思いました。真っ直ぐには強そうです。
川本選手、ケガはもう全く影響なさそうです。ホームランも打ちましたし。リードは…
今日は苦労したでしょうね。大嶺投手の制球、酷しすぎでしたから。

ホワイトセル選手は調整中、てところでしょうか。

翔太選手は守備の堅実性をもっと高めて欲しいなぁ、と思いました。
想定外の事態が発生した時に慌ててしまい、プレーに正確性を欠いてしまい、悪送球…という場面がありました。

あと、「1番」は他の方が仰っていたとおり、チャンスに本塁打を放っていましたが、三振した場面とかはまだカットして凌いで狙い球を待つ…まではできてないように思いました。
あともうちょっと、下でそのあたりの技術を更に高めて欲しいですね。
下にいるのが悔しそうな顔してましたし、笑顔ひとつ見せずに取り組んでいたところ、そして試合終了後、最後まで残ってダッシュ(ベースランニング、ってか盗塁のイメトレ?)してましたので、この努力が報われて欲しいです。

以上、雑感でした。
長々と申し訳ありませんでした。
返信する
Unknown (北の応援団)
2013-08-11 07:01:39
藤岡投入の件ですが、翌日の先発が大谷なので、大谷がイニングを稼げない場合に上野をロングリリーフに予定しての藤岡投入だったのではと考えました。
追加点が取れない打線は、何とかならないでしょうか。角中を二番から外して五番や六番にしてもバントが必要な場面への巡り合わせはチームとしては不運でした。角中にはバントをさせずにクリーンアップ並みに打たせた方がいいのではないでしょうか。
大地の時のスクイズ失敗ですが、いひょうを突かれた感があり、決まれば相手には相当なダメージがあったであろうし、伊東監督の作戦自体は指示します。どうも、一部の選手がバントをうまくできない場面が見受けられ、監督も頭が痛いような気がします。いつぞやに見た、三塁ランナーがホームに走り、打者が内野ゴロを打って得点するといった相手にとってはいやらしい攻めをして欲しくもあります。
代打稲葉に代打。勝負の厳しさと時代の流れを感じました。日ハム選手は稲葉に代打といいう事で、絶対に負けられないという気持ちになったのではないでしょうか?
返信する