62 金澤岳 捕手 28歳 年俸740万円
【2012年成績】 13試合 16打数 0得点 4安打 打率.250 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 6三振 得点圏打率.333
金澤がジリ貧になってきました。
5年連続をしての一軍出場で昨季に落ち込んだ打撃も金澤らしくさりげなく数字を残しはしましたが、今ひとつ先行きが見えてきません。
浦和の正捕手を小池に奪われただけではなくこの秋季キャンプで内野手への転向を命じられた青松よりも守備機会が減ってしまい、これは一軍に在籍をした期間がそれなりにあったことも理由ではありますが、しかしその一軍でも稚拙なキャッチングを露呈した田中を総合的に上回ることができずに二番手捕手の座を手にできませんでした。
それでも一貫して捕手のみでやってきた金澤ですのでとにかく捕手として頑張るしかありませんので、小池や江村、あるいは田村といった下からの突き上げが厳しくなる来季こそ存在感を出して欲しいと、次世代の正捕手として期待をしてきましたのでめげずに頑張って欲しいです。
無事此名馬、と言ってしまえばそれまでですが、ここぞというところで故障で離脱をしてしまったのですからもったいない金澤です。
ひと頃に名を上げた強肩も今はどうなっているのか、鎌ヶ谷ではその片鱗を見ることはありませんでした。
浦和では打てずとも一軍では不思議にヒットが出るといったタイプの金澤ではありますが、しかし守備も含めて総合的なアピールこそが持ち味なだけに、里崎に衰えが見え始めて他の捕手で強肩と謳われる選手は江村ぐらいかなと思いますので、もし故障の影響などが出ているのであれば大きなマイナスポイントです。
それでも攻守に安定をしているのはやはり金澤ではないかと、捕手では唯一の左打ちということも武器になるはずです。
そのためにもやや受け身な打撃に象徴をされるようにともすれば消極的とも感じられるプレーを改めて欲しいと、声は出していますが引っ張っていくような力強さが感じられません。
年数的にも年齢的にも金澤あたりがぐっと前に出るようでなければチームに活気が出ませんので、来季は一軍で最低でも10試合のスタメンマスクを期待します。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 740万円 → 740万円 (±0%)