オリオン村(跡地)

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2012年通信簿 63 青松敬鎔

2013-01-04 01:06:24 | 千葉ロッテ

63 青松敬鎔 捕手 26歳 年俸500万円

【2012年成績】 E 57試合 130打数 18得点 34安打 打率.262 5二塁打 0三塁打 3本塁打 16打点 0盗塁 25四死球 19三振

昨季に大きく成績を落としたことで小池の加入もあり厳しい立場に追い込まれた青松でしたが、ギリギリのところで踏みとどまった感じです。
低反発球の影響を考えれば打率もまずまずですし、ここ数年では一番ですのであるいは自己ベストかもしれません。
二年ぶりのホームランも出ましたから青松にとっては今季を起点に最後の勝負を賭ける、そういった思い切りが必要だと思います。

そんな青松に来季は転機が訪れそうで、文字どおりに正念場になりそうです。
秋季キャンプも早々に伊東監督からブルペンに行かなくてよい、との指示で一塁へのコンバートを通達されたとのことですから、本人はかなり落ち込んでいたようですがむしろチャンスと捉えて欲しく、なかなか出番が安定をしない捕手よりは打撃を活かすためにもベストとは言わずともベターな判断だと考えます。
マスクを被った試合が31試合と昨季に比して増えたところでのコンバートですから皮肉な話ではあるのですが、外様の伊東監督が青松を気にかけていたということがポイントではないかと、その期待に応えて紅白戦で小林宏にとどめを刺す特大アーチを放ちましたので気持ちも吹っ切れたのではないかと思いたいです。

昨季などは捕手よりも一塁を守る試合の方が多かったですし、今季も10試合に守っていたので守備に違和感はないでしょう。
グラブ捌きの巧拙は今ひとつ分かりませんが的が大きいので一塁手としての特性はあるのではないかと、来季に高濱をどうするつもりなのかにもよりますが伊東監督の意向からすれば浦和で正一塁手になることはさして難しくもないように思います。
一方で一軍の一塁は激戦ではあるものの誰もが決め手に欠いている、年齢的にも守備力的にもフル出場ができる選手が見当たらないという点からして浦和で数字を残せば青松にもチャンスが出てくるでしょうし、試合終盤からでの出場であっても青松にとっては大きな一歩です。
昨季に低反発球を意識しすぎたのか振りすぎる嫌いがあったところから立ち直っての今季だけにその勢いを失わないまま、飛躍の来季としてくれることに期待をします。

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【オリオン村査定】 500万円 → 500万円 (±0%)

 

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