オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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才能の無駄遣い

2011-06-01 01:52:38 | 映画

726チケットに間に合うように帰れれば球場にも行くのですが、まだそんな状況ではありません。
ただタクシー帰りになるようなことも減ってきましたので、今週に気になっていた映画が公開をされたこともあってレイトショー三連戦を組んでみました。
その初戦は「マイ・バック・ページ」だったのですが、まるで今日の試合のような消化不良の映画でした。

マイ・バック・ページ

バンダイビジュアル

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そもそも自分には時代背景がよくなかったのかもしれません。
学生運動と言われてもピンときませんし、もちろんその時代に生きた人たちの思いなどは分かるはずもありません。
そんなこともあってか妻夫木の青臭さや松山ケンイチの胡散臭さなどの演技には見所はあったものの、どこか白々しさを感じてしまったのが正直なところです。
妻夫木が流した涙に集約をするかのような演出にもついていけず、また松山ケンイチのつぶやきとその後の独演のギャップにも違和感があり、最初から最後まで感情移入ができずにどこか醒めた目で観ていた自分がいます。
それどころか松山ケンイチの演技が堂に入っていただけに不快感、うんざり感すら残り、それでもミーハーな映画に両人を揃えるよりはマシだったとは思うものの、もっと違った使い方はなかったのかなと、どうにも才能の無駄遣いだったような気がしてなりません。
レイトショーではあったものの公開4日目にして私を含めて4人しかいなかったスクリーンが物悲しく、しかしそれも仕方がないかなと思えた初戦の大敗でした。


2011年5月31日 鑑賞  ★☆☆☆☆(1点)

 

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小宮山ではない大谷

2011-06-01 01:28:44 | 千葉ロッテ

なんだかビデオを繰り返しで見ているような試合が続いていますが、これが負け試合の再生ですのでストレスが溜まります。
先制をしながらもダメが押せずにじわじわと攻め寄られて、気がつけば逆転をされての僅差での敗戦ですから基本的に力が足りないのでしょう。
そこを理解してでの黒星続きであれば先行きもさほど暗くはないのでしょうが、惜しかったとでも思っているのであれば浮上は期待薄です。
再び交流戦の最下位に沈んだチームが今後にどうなるのか、ベンチや選手たちのコメントに注意をしていきたいと思います。

プロ初先発の大谷は敗戦投手にこそなりましたが、立派なピッチングであったと思います。
ストレートはほぼ140キロ台でアマチュア時代の輝きを感じさせるようなものでしたし、ちょっとだけではありますが見直しました。
その代償でもないでしょうが立ち上がりに球数を要したことを里崎が嫌がったのか、あるいは風を利用しようと考えたのかは分かりませんが、3回からは変化球が中心のピッチングとなってしまったことが残念ではあるものの、それでもストレートに力があってこその投球内容であったと思います。
まだ本来の大谷に戻りきったようには見えませんが、それでも小宮山の呪縛から少しずつでも解放をされつつあるのではないかと、そう思いたいところです。
QVCマリンで143キロが出るのであれば神宮や西武ドームであれば140キロ台後半となるでしょうから、今後もパワフル大谷を印象づける場を是非とも設けてあげたいですし、そうすることで逆に変化球中心のスタイルの活かしどころも見えてくるでしょう。
これだけのピッチングをしても勝てないところはハンカチ王子とは違って持っていないのかもしれませんが、光原にはならないよう次回は打線の援護を願いたいものです。

その大谷の足を引っぱる形となってしまいましたが、そもそも現時点での高濱に好守は求めていませんので達観をしています。
もちろん大谷には気の毒なことにはなりましたが、そこでへこたれているようでは一軍で生き残ることはできません。
そんな高濱も次の打席で一塁にヘッドスライディングを見せるという責任感とガッツを見せてくれただけでも収穫ですし、最後まで起用をした西村監督には感謝をしたいです。
ミスをしてこそ選手は育つ、そのミスをミスで終わらせないよう、明日への糧にできるような環境作りを今後もお願いします。

それにしても打てない、打てないと、もう言い疲れました。
いつかはヒットも出るようになるとでも思って、ひたすら我慢をして待つしかないのかもしれません。
怖いのは孤高の人である井口が打点を狙って、つまりはホームランを求めるバッティングとなってしまうことで、そうなってしまうと究極の負のスパイラルに陥ることになります。
なまじ接戦であるがゆえに今日も伊藤を投入するという日々是決戦モードが続いており、どうにもベンチが浮き足立っているようにも見えます。
もし明日の先発が川越でもなく小林でもないのであれば、あそこは伊藤ではなく両人を突っ込むべきだったでしょう。
あるいは山本一でもよかったですし、とにかく勝っていても負けていても伊藤というのは勘弁をしてもらいたいです。
ここで大きく深呼吸をと、ベンチにも選手にも、そして自分にも言い聞かせていきたいと思います。



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ヤクルト 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3 6 1
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4

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◆5月31日(火) 千葉ロッテ-ヤクルト1回戦(ヤクルト1勝、18時15分、QVCマリン、13,652人)
▽勝 館山 7試合4
勝1敗
▽S 林昌勇 16試合10S
▽敗 大谷 7試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 大谷、ロサ、伊藤―里崎
ヤクルト 館山、林昌勇―相川

 

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