726チケットに間に合うように帰れれば球場にも行くのですが、まだそんな状況ではありません。
ただタクシー帰りになるようなことも減ってきましたので、今週に気になっていた映画が公開をされたこともあってレイトショー三連戦を組んでみました。
その初戦は「マイ・バック・ページ」だったのですが、まるで今日の試合のような消化不良の映画でした。
マイ・バック・ページ |
そもそも自分には時代背景がよくなかったのかもしれません。
学生運動と言われてもピンときませんし、もちろんその時代に生きた人たちの思いなどは分かるはずもありません。
そんなこともあってか妻夫木の青臭さや松山ケンイチの胡散臭さなどの演技には見所はあったものの、どこか白々しさを感じてしまったのが正直なところです。
妻夫木が流した涙に集約をするかのような演出にもついていけず、また松山ケンイチのつぶやきとその後の独演のギャップにも違和感があり、最初から最後まで感情移入ができずにどこか醒めた目で観ていた自分がいます。
それどころか松山ケンイチの演技が堂に入っていただけに不快感、うんざり感すら残り、それでもミーハーな映画に両人を揃えるよりはマシだったとは思うものの、もっと違った使い方はなかったのかなと、どうにも才能の無駄遣いだったような気がしてなりません。
レイトショーではあったものの公開4日目にして私を含めて4人しかいなかったスクリーンが物悲しく、しかしそれも仕方がないかなと思えた初戦の大敗でした。
2011年5月31日 鑑賞 ★☆☆☆☆(1点)
こちらの路線でしたか…。当方、この両名好きな役者さんです。ブッキーは廻り含めての良い影響を作品に昇華させるのが上手く、マツケンは個のキャラクターを作品に溶け込ませるのが上手い役者さんと感じます。
強い個性が反発しているのか、脚本が駄目駄目なのか興味深いです。オリオンさんは??と感じられたとの事ですので、来週丁度映画に行こうと思いますのでどんなもんか鑑賞候補にしたいです。
最後の【初戦大敗】のコメントはやはり今のチームに通じています(泣)
紛らわしかったですか(笑)
役者さんの演技は脇も含めて良かったですが、映画としてはどうかなとは個人的な感覚です。
バックグラウンドへの理解度が、かなり左右をしそうな気がします。
>通りすがりさん
原作があり、また史実をベースにしていることを、コメントをいただいて知りました。
そのあたりの制約もあったのかもしれません。
あまり映画に何を求めるといった感じではなく手当たり次第が正直なところですが、仰せのように背景を知らない人向けへの説明じみた演出がくどかったような気もします。
もっとも、それが無ければさらに酷い受け止め方になったかも・・・
>NO39かずくんさん
いえ、船橋を中心に市川、八千代、錦糸町あたりのTOHOシネマズです。
自転車圏内に映画館が多くて助かります。
>トマトさん
長野博、あるいは怪談師の伊志嶺がスルーをされて悲しいです(笑)