オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2010年通信簿 12 吉見祐治

2010-11-30 02:47:26 | 千葉ロッテ

12 吉見祐治 投手 32歳 年俸2900万円

【2010年成績】 21試合 6勝7敗0S 防御率5.18 88回2/3 111被安打 10被本塁打 30与四球 5与死球 76奪三振 被打率.307

ここのところは放出ばかりで苦々しい思いが続いたロッテファンにとって、吉見の入団には久しぶりに快哉を叫びたい気分です。
貴重な左腕として先発に中継ぎにと活躍をし、5年ぶりの日本一に貢献をしてくれました。
来季もその存在は投手陣にとって必須なものとなるでしょうから、更なる躍進に期待をします。

久保や川崎がそうであったように、吉見の放出は横浜ファンにとっては納得ができるものではなかったと思います。
主戦としての活躍ができていたとは言えませんが、しかし大きな故障も無く1軍で投げ続けていた吉見を出す余裕が横浜にあったとは思えません。
その横浜での最後の登板となった巨人戦で滅多打ちにあったことで尾花監督の激怒を買ったことが影響をしたのだと思われ、政権が替わったときにはよくあることだとは思いますが、ロッテにとってはラッキーでした。
吉見がいなければCS出場すら覚束なかったと思われますので、球団もきちんと考えて仕事をしてくれていることが分かりホッとしています。

ピッチングとしては目を見張るようなストレートがあるわけではなく、またウィニングショットと呼べるような決め球があるわけでもありません。
しかしロッテに多い「全体的に平均点でコンビネーションで勝負」というスタイルが、チームにマッチをしたように思います。
抑えるときは堂々たるピッチングを披露し、打たれるときには気弱な表情を見せるところなどもロッテらしい投手とも言えますので、その扱い方は手慣れたものでしょう。
思い出したかのような快投には潜在能力の高さが窺えますので、まだまだ伸びる余地はあると思います。
久保や川崎を失ったロッテファンの心を癒してくれる、そんな吉見であってもらいたいです。

今季でFA権を手にしたことで移籍の心配をしていましたが、無事に来季の契約更改が終わりました。
あの胴上げの際の嬉しそうな表情を見れば、横浜では味わえなかった勝つことの喜びを噛みしめているのでしょう。
先発陣は久保が移籍をしたことでベテランと若手を繋ぐ中堅の投手が不在であり、ちょっと年齢がいっていますが吉見への期待が高まります。
中継ぎとしてもニーズがあるでしょうが、是非とも来季は先発として頑張る吉見であることを願っています。


【オリオン村査定】 2900万円 → 3200万円 (△10%)

 

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2010年通信簿 12 川崎雄介

2010-11-30 02:35:31 | 千葉ロッテ

12 川崎雄介 投手 28歳 年俸4590万円

【2010年成績】 E 3試合 0勝0敗0S 防御率6.75 4回 5被安打 1被本塁打 3与四球 0与死球 3奪三振

西村ロッテの正月とも言える秋季キャンプを2軍でスタートをした川崎は、続く春季キャンプでも1軍に昇格ができないままに開幕を迎えることとなりました。
そして復活へ期待を繋ぐロッテファンの思いも虚しく、金銭トレードという最悪の形でチームを去ります。
時間がなかったために金銭という球団の説明は納得のいくものではありませんでしたし、相手がまたしても阪神でしたので憤慨もしましたが、結果だけを見れば費用対効果を考えてのことであろう球団の判断は正しかったことになります。
何とも歯がゆいところではありますが、仕方がないと諦めるしかありません。

荻野忠とともに中継ぎの柱として獅子奮迅の活躍をしてきた川崎は、懸念をしていたとおりに勤続疲労により輝きを失いました。
故障による影響もあったでしょうが、それすら勝っていても負けていても川崎という起用法により引き起こされたとも言えます。
藤田の背番号12を引き継いだことで嫌な感じはありましたが、その藤田と同じような道のりを藤田よりも速いスピードで駆け抜けたことは皮肉以外の何ものでもありません。
中継ぎ左腕が不足気味のチーム事情を鑑みても放出が優先をされた川崎は、使い潰されたとの思いを抱いているのではないかと思います。

肘の位置が下がり気味でボールにキレが戻らないままに、阪神でも結果を残せなかった川崎の前には厳しい現実が待っています。
まだ若いこともあり復活の可能性はありますが、実績が充分でも力を失ったと判断をされればあっさりと戦力外通告をされるのが昨今の球界の傾向です。
このまま消えゆくのか復活を遂げてロッテファンを悔しがらせるのか、川崎にとっての正念場は既に始まっています。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿


【オリオン村査定】 4590万円 → 3700万円 (▼19%) ※4/6に阪神に金銭トレード

 

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無事に帰国

2010-11-30 02:20:25 | 独り言

 

おかげさまで撃ち落とされることもなく、無事に日本に帰ってきました。
飛行機に乗ること自体が15年ぶりぐらいであり、一人で乗るのは初めてですから不安いっぱいの出張でしたが、往路に苦しんだことで肝が据わったのか帰路は余裕がありました。
半月ほど中国にいたことで言葉が分からないなら分からないなりの身の処し方があることを覚えたと言ってしまえば偉そうですし、その中国では長期出張者や職場の方に助けられて生き延びてきた感があるのですが、それでもなるようにしかならないと思えるようになったことだけでも成長をしたと自己陶酔をしています。
もっとも私の代わりにスーツケースが犠牲になったようで、JALが修理代を補償はしてくれるのですが、無残にも折れた脚のおかげで空港からの帰り道は難儀でした。

明日から通常勤務に戻りますが、少し変になった日本語と笑いの沸点が低くなったこと、そして金銭感覚を元に戻すのに苦労をしそうです。
特に金銭感覚は外食が異様に安かったことで、20元を越えると高いと思ってしまう習慣がついてしまいました。
20元は日本円にすると260円ぐらいなのですが、ここが一つの心理的な壁となっています。
さらには10元ですら抵抗感があり、店でかごに入れるのを躊躇してしまいます。
3元も出せば大抵の飲料が買えるところで7元のヨーグルトドリンクを買うかどうかに迷う自分を持て余し気味で、暫くは罪悪感と戦うことになるのでしょう。
この金銭感覚を維持できればお金が貯まるのでしょうが、北京空港で95元のお土産を買うのに10分ほど思案をしたことで自己嫌悪に陥っています。
いったい自分が元に戻るのにどれだけの時間を要するのか、果たして戻るのが本当に正しいのか、迷いの日々が続きます。

 

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