オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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千葉マリンでの胴上げは露と消える

2010-11-04 01:39:39 | 千葉ロッテ

 

11月の寒空に6時間以上も屋外にいたことで、さらには激闘を制すことができなかったことで身も心も冷え切っています。
それでも単に野球として見れば攻めも攻めたり、守るも守ったりと面白い試合だったのですが、昨日と同様にここそこに空席が目立ったのが残念でした。
連席で空いているところが大半でしたのでヤフオクでチケットが腐ってしまったものと思われ、NPBとしては売れさえすれば球場に来ようが来まいが関係のない話なのかもしれませんが、ネットダフ屋への対策を考えなければ野球人気の衰退は止まらないでしょう。
その他にも休日のナイターなど改善点はいくらでもありますから、きちんと仕事をしてもらいたいものです。

それにしても惜しい試合を落としました。
10回裏の無死二三塁で得点が取れないとやばいぞ、とは今日もチケットを譲ってくれた友人への言葉でしたが、不幸にして当たってしまうのはロッテファンの悲しさです。
昨日は面白いぐらいにチャンスで一本が出たのに対して今日は便秘気味で、サブローと福浦が外野フライすら打てなかったのですから中日投手陣の粘り勝ちなのでしょう。
せっかく英智が打球判断を誤ってのビッグチャンスだっただけに、もったいない攻撃でした。
西岡のタイムリーに井口のツーランと3点を先制したアドバンテージも守備のミスでちゃらにしてしまいましたし、これらを明日に引きずらないよう願いたいものです。

先発の唐川は4回途中でノックアウトをされてしまい、救世主としてチームを救うことはできませんでした。
コントロールも今ひとつでしたし、ストレートが数字と同じぐらいのスピードにしか感じられなかったことからも本調子ではなかったのでしょう。
58球での降板ですから7戦までもつれたときの中継ぎとしての起用を考えたくもなりますが、今日のピッチングを見た限りでは来季に備えた方がよさそうです。
中継ぎ陣では小野はミスもあり3球で無死満塁のピンチを作るも5球で1失点で切り抜けて試合の中盤を支え、内は気合い満点でポストシーズンでの成長ぶりを見せてくれました。
伊藤も負け投手にはなったものの淡泊さはありませんでしたので、リードをしている展開での中継ぎ陣に大きな不安はありません。
そうなるとやはり先発投手がどこまで試合を作れるかですから、明日が成瀬であれペンであれ5回2失点を上限に頑張ってもらいたいです。

渡田のパフォーマンスが熱戦に水を差した感はありましたが、最後まで手に汗握るナイスゲームでした。
今日の敗戦で優勝の行方は名古屋に持ち越しとなってしまいましたが、地元での胴上げは来季の楽しみとすることにします。
得点には繋がらなかったものの根元が初球でバントを決めるなど作戦としては100点でしたから、この便秘にしびれを切らして一か八か野球に戻らないことを願っています。
明日は一塁側A指定ですので、間近で王手をかける試合を観戦できるのだと信じて待つことにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
中日 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 1 4 12 1
 千葉ロッテ 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 9

1


◆11月3日(水) 千葉ロッテ-中日NS第4戦(2勝2敗、18時16分、千葉マリン、27,197人)
▽勝 高橋 2試合1勝
▽S 岩瀬 2試合1S
▽敗 伊藤 2試合1敗
▽本塁打 井口2号(山本昌)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、古谷、小野、内、伊藤―里崎
中日 山本昌、ネルソン、三瀬、河原、浅尾、高橋、岩瀬―小田、谷繁

 

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