今日もつぶやきオリオン

7戦の開始まで2時間を切ったので、今日も適当なことをつぶやいてみる。
掲示板チックな感じになるだろうが、思ったことを悶々と抱えているよりはマシだろう。
ようやく世間の注目も集まり始めたようだし、ナイスゲームを期待する。

スタメン発表、予想どおりに渡辺俊と吉見の先発。
ベンチ入りメンバーで気になるのはマーフィーが入って大嶺が外れたこと。
万が一にでも8戦にもつれた場合の先発は大嶺なのか、いずれにせよ今日に大負けした際の敗戦処理を誰にするつもりなのかが見えてこない。
しっかりと8戦まで視野に入れてプランニングをした上でのことなのか、とにかく今日を勝つことしか考えていないのか。
大松も結局は復帰できないままに終わりそうだし、今日に決めないと厳しいことになりそうだ。

試合開始、とにかく先制点が欲しい。
両チームともミスがあった昨日の試合だったが、勝てたと悔しがっているのは延長戦で何度もサヨナラのチャンスを逸した中日のはず。
そこでロッテが先制をすれば中日に焦りが出るのは必至、とにかく先制をしてくれ！

清田にバントのサインを出さなかったのは不満だが、それよりも西岡の好走塁を誉めたい。
暴走と紙一重ではあるものの、森野と荒木が接触をした瞬間に三塁に向かって走り出していた。
この思い切りが先制点に結びつけば一気に流れを引き寄せられるだろう。

よし、先制点だ。
甘いコースだったもののフォークを最後は左手一本で運んだ井口の技術には痺れた。
そしてサブローの犠牲フライ、ノーツーからの絶好球を見逃したときにはヒヤッとしたが、見事にセンターまで運んでくれた。
吉見の調子が上がる前に、何とかもう1点欲しいところだ。

うーん、今江の走塁死は痛い。
積極性は買いたいが、最初の一歩が一塁に戻りかけて遅れたのが響いた。
結果的に金泰均が内野ゴロだったので併殺になった可能性も高いが、中日バッテリーにラッキー感をもたらしたことで立ち直られると困る。
そのイヤな雰囲気を断ち切るためには、渡辺俊がきっちりと初回を3人で抑えることがポイント。

渡辺俊は最悪の立ち上がり。
マウンドの傾斜がどうのという以前に、コントロールが悪い渡辺俊はこんなピッチングしかできないのはレギュラーシーズンで何度も見てきた。
表情に全く余裕がないし、もう代えた方がいい。

渡辺俊は2回でKO、2回の1失点で流れを中日に完全に持って行かれたので後手後手感が否めず。
そして2番手は昨日に40球を投げた小野、まるで王手をかけられたチームのような継投が吉と出るか凶と出るか。
いずれにせよ小野のシリーズ登板は今日が最後になるのだろう。
悔いが残らないよう、持てる力を全部出し切って欲しい。

中4日での渡辺俊の起用、昨日に球数を投げた小野のリリーフ、不安が見事に当たってしまい虚脱中。
もう今日の試合はマーフィーと吉見で20失点でもいいので、明日に備える継投をしてくれ。
ああ、大嶺を入れておけば・・・ノープランを今さら悔いても仕方がないので、引き際をしっかりと考えての采配を望む。
諦めるには早いが、無理を続けて明日も共倒れは勘弁。

岡田もポストシーズンで成長をした選手の一人、ナイスタイムリー。
荻野貴の復帰や伊志嶺の加入で厳しい来季になるが、頑張って欲しい。
そして3番手は藪田、小野と同様に昨日に39球を投げたのにビハインドの展開で使う投手ではないだろう。
抑えて逆転勝ちをしてくれればいいが、このまま負けたら犬死にも同然。
今日に負けたら中日の日本一が濃厚とは言いたくもなく言ってしまった見解だが、言わなきゃよかった。
流れを堰き止めることが役割の藪田なのだろうから、きっちりと抑えてくれることを願っている。
今日に日本一になるんだという、ベンチの意気込みを信じるしかない。

岡田のタイムリーで吉見をマウンドから引きずり降ろした形となったので、今日のロッテのMVPには岡田を推したい。
その効果を大きくするためにも、中継ぎ陣に球数を投げさせる粘りのバッティングに期待をする。
鈴木や清水昭ではなく、浅尾とまでは言わずともネルソンや高橋を引っ張り出したい。

西村監督の執念か。
まさか追いつけるとは思いもよらず、藪田を突っ込んだ甲斐があったとベンチで喜んでいるだろう。
今日も4時間ゲームになりそうで、視聴率が楽しみ。

5回終了で6-6の同点、ここにきて日本シリーズが盛り上がってきた。
心配をしていた清原は至極普通の、と言うよりは野茂ほどとまでは言わずとも寡黙気味。
逆に喋り過ぎなのが金村、また酒でも飲んでいるのか。
三宅アナが両チームに気配りの実況をしているのが好印象、さすがだ。
さて6回、流れを取り戻した藪田を続投させるかどうかが鍵になりそう。
昨日の39球に今日の22球だから無難に内にスイッチ、藪田に代打で神戸でGO！

序盤の打ち合いから一転して、中盤からは投手戦になってきた。
一粒で二度美味しい、グリコのキャラメル状態。
こうなると内とネルソンをどこで代えるのか、DHが無いだけにベンチの采配が大きく展開を左右することになりそう。
それにしても内もポストシーズンに入ってから急成長で、気持ちが強くなったのが大きい。
これなら小林宏が流出をしても、何とかなるような気がしてきた。
ただ油断は禁物、エラーと一発だけは注意をしたい。

そんなことを言っていたら、中日がミスをしてくれた。
まさかひっくり返せるとは、プレッシャーを感じているのはロッテだけではなく中日も同じようだ。
ここで内がしっかりと3人で抑えてくれれば、奇跡の大逆転勝ちが見えてくる。

ラッキー7の攻防は両チームとも二死から2安打ながらも、ミスをした中日だけが失点で終わる。
この差が今日の試合のポイントになればよいのだが。
内も昨日の22球に今日の42球を考えれば、惜しいが代打青野でお疲れ様だろう。
8回は伊藤と古谷で何とか凌ぎたい。

勝負師ニシムラの判断は内の続投、そして内は期待に応えてきっちりと3人で終える。
中日には申し訳ないが、森野の途中交代は地味に大きい。
こうなれば最後まで内でいくという選択肢も見えてきたし、レギュラーシーズンの最終戦と同様の判断となるのか。
どのみち明日に内は使えないだろうから、無い話でもない。
それにしてもCMでプレーがカットをされるケースが増えてきた・・・勘弁してくれ。

さあ最終回、日本一までアウト3つ。
追加点が取れれば小林宏かと思ったが、1点差なので内でいきたい。
さて、西村監督はどう判断をするか。

オーソドックスに小林宏できたか。
何だかんだ言いながらもリリーフ陣を支えてきた小林宏なので、こうなったら最後は胴上げ投手となって欲しい。
気持ちを前面に出して、悔いのないボールを投げ込んでくれ。

うーん、やっぱり劇場は避けられないのか。
4戦で清田が突っ込んで前にこぼしたときもそうだったのだが、サブローのバックアップが遅いような気がする。
嗚呼、同点だよ同点。
どうにも4時間以上の試合がしたいらしい。
何にせよ、来季の守護神は小林宏ではなく内でいこう。

だから内でいけばよかったのに、と言っても仕方がないので小林宏に頑張ってもらうしかない。
残り6イニングもあるのに、残っている投手はロッテが伊藤に古谷、吉見とマーフィーの4人に対して中日は岩瀬に三瀬、鈴木と久本の4人と互角。
両チームとも左腕が3人なので、いかに小林宏と浅尾が持ちこたえるかが鍵になりそう。
密かに小林宏のバッティングに期待をしたりもしている。

野球は8-7が一番に面白い、なんて話が現実のものとなりそう。
もちろん面白く感じるには勝つしかない。
しかし連日の延長戦でフジテレビも迷惑をしているような、どうしても視聴率が気になる。
11回は両チームともクリーンアップに回るので、この回で決まるような予感がする。

おや、小林宏を代えたか。
もう1イニング投げさせるかと思ったが、あまりの劇場ぶりにベンチも耐えられなかったか。
2試合で10時間を既に越えて、見ている方も耐えられないが・・・
これで伊藤が負け投手になってしまうと、あまりに不憫すぎる。
次の回に打順が回ってくるのに、投手を無駄遣いするのか、あるいは打撃を無駄遣いするのか。
この継投はちょっとした鍵になるかもしれない。
内に負けないぐらいのピッチングを伊藤に期待してみよう。

10回に先頭打者の井端がヒットで出塁をして浅尾が続投となったように、12回も先頭打者の今江が四球で出たおかげで小林宏から伊藤へのスイッチが活きてきた。
これも流れの一つ、里崎の宝くじが炸裂をするか！あるいは苦労人の岡田がヒーローとなるのか！
何とかこの回で決めてくれ。

やったぞ！岡田！素晴らしい！
三宅アナのお涙頂戴っぽい実況に見事に応えた、何と今日は3安打猛打賞。
日本一になれば試合のヒーローインタビューは無いだろうが、正真正銘のヒーローだ！

民放の野球中継などはクソだと思ってたけど、今日はちょっと見直した。
三宅アナの力量によるところもあるが、12回のスタンドやベンチの26のユニフォームを映すアングルには感動をした。
やるじゃないか。

さあ、今度こそ、今度こそだ。
あとアウト3つ、今度こそ終わりにしよう。
レギュラーシーズンと同様に、最後を締めくくるのは伊藤だ。

よし！日本一だ！下克上の完成だ！
よくやった、千葉ロッテマリーンズ、ベンチも選手もファンも最後まで頑張ってくれた、ありがとう。
涙が、涙が止まらない。

ちょっと待て、フジテレビ。
最後の最後で裏切るのか・・・MVPの発表の前に、インタビューをカットするのは規定違反ではないのか。
悔しい、後味が悪い。

さて、MVPは誰になるのか。
史上初の3度目の4安打を放った今江が最有力、対抗は井口と清田あたりか。
気持ち的には清田だが、順当にいけば今江かな。

MVPは今江、2度の日本シリーズで2度ともMVPとはお祭り男の面目躍如。
元祖お祭り男の山内氏の背番号を継ぐ男として、見事な活躍ぶり。
長いシーズンも今日で終わり、と言いたいところだが、週末の日韓シリーズはどうするのだろう。
控え選手中心だと失礼になるし、負けるわけにもいかないし、かと言って無理もさせたくはない。
と先のことを考える前に、今日はこの日本一の余韻に浸ることにする。
感動をありがとう。

 

延長15回の死闘も決着はつかず

日本シリーズ史上最長の5時間43分の試合は、両チームとも譲らずに引き分けに終わりました。
勝てなかったのか、負けなかったのか、個人的には負けなかったのだと考えています。
中日が自信を持って送り出した浅尾を攻略して同点に追いつき、そして延長戦での度重なるサヨナラのピンチを凌ぎきったのですから、間違いなく「勝てなかった、惜しい、悔しい」と感じているのは中日ベンチ、選手、ファンの方だと思います。
ここから焦りがでてきて前日の試合が嘘のような大差の試合でロッテが優勝をする、明日はそんな展開に期待をします。

試合中の采配やプレーに関してはツイッター風の記事に書きましたので、ここで多くは語りません。
数少ないチャンスに不振だったサブローがタイムリーを放ち、そのサブローにすらバントのサインを出した西村監督に満足をしています。
そのバントの失敗が目立って腹立たしくもありましたが結果でしかなく、一か八かの強攻策で併殺打となるよりはマシです。
攻撃でも守備でも両チームともミスがありましたから、明日に向けて悲観的になることもないでしょう。
ただ中日には大島というラッキーボーイが誕生をしてしまいましたので、ここだけは気をつけなければなりません。
里崎の打球をキャッチされたときには日本全国のロッテファンが悲嘆に暮れたものと思われ、しかし相手もセントラルの王者ですから天晴れと誉め讃えることにします。

明日の7戦、先発は渡辺俊と吉見になるものと思われます。
もし予想どおりであれば、明日に勝てなければロッテの日本一は厳しくなってきます。
8戦に先発ができるのはマーフィーですが、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンでのピッチングを見れば多くを期待はできません。
ですから明日に勝てればロッテ、勝てなければ中日が日本一になると見ています。
ネガティブとの批判もあるでしょうが、8戦に山井を持ってこれる中日にアドバンテージがあるのは明らかです。

そう考えると、明日にマーフィーか大嶺を起用するのも一つの作戦ではあります。
捨て試合と言ってしまうと失礼ですが、渡辺俊を中4日で起用をした挙げ句に8戦でマーフィーよりは妙案ではないかと思います。
ドームや急な傾斜のマウンドを苦手にしている渡辺俊に中4日を強いるよりは、中継ぎ陣も藪田や小野などをベンチから外して秋親や上野、大谷らを抜擢して8戦に備えさせることを考えたくなるぐらいに148球vs114球の差は大きいですし、心の負担も相当なものがあることでしょう。
あからさまな捨て試合モードですと選手たちの気持ちが後ろ向きになりそうで怖いのですが、一歩引いてみることも考えたいです。

とは言いながらも、愚直に渡辺俊が先発となることは動かないのでしょうから、とにかく頑張ってくれとしか言いようがありません。
そしてベンチには引き際をしっかりと見極めて、8戦という大局の中での采配をお願いしたいです。
手放した7戦のチケットが惜しい気もしますが、どのみち日曜日に名古屋でナイターなどは無理な話でしたので、そこはスッパリと諦めます。
8戦になればテレビ中継がどうなるのか、チケット販売にも注目が集まりますが、渡辺俊でいくのであれば7戦で決めてもらいましょう。
場合によっては成瀬をベンチに入れてスクランブル体勢も充分にありえそうで、スタメンおよびベンチ入りメンバーの発表が今から楽しみです。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 計 安 失 千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 8 1 中日  1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 11 0

◆11月6日（土）　中日－千葉ロッテNS第6戦（ロッテ3勝2敗1分、18時11分、ナゴヤドーム、38,094人） ▽バッテリー 千葉ロッテ　成瀬、内、伊藤、藪田、古谷、小野、小林宏―里崎 中日　チェン、浅尾、高橋、河原、岩瀬、ネルソン、久本―谷繁