電脳筆写『 心超臨界 』

人生は歎き悲しむよりも
笑いとばすほうが人には合っている
( セネカ )

人間学 《人間を変える学問——伊藤肇 》

2024-08-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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学問は人間を変える。また人間を変えるような学問でなければ、本当の学問ではない。そして、その人間とは他人のことではなく自分のことである。他人を変えようと思ったら、まず自分を変えることである。


『人間学』
( 伊藤肇、PHP研究所 (1986/05)、p14 )
第1章 人間学とは何か

◆人間を変える学問

全国地方銀行協会でやった講演を『経営者をささえる一言』という非売品の単行本にまとめた時、「週刊現代」の特集にとりあげられ、その中で一読者が「『将来、いかなる仕事をしているか、という自分を心に描くと、ぞくぞくするような戦慄が体を走りぬける。そういう実感を度々もつことが大切である』という話に感銘を受けましたネ。ありきたりの精神訓話と違って、これで私の人生が変わるかもしれないという期待を持ちました」と感想を述べていた。

文章は活字になると同時に筆者の手を離れて、読む側の人生経験や教養の度合、流した涙の量などによって、深くもなったり、浅くもなったりする。しかしながら、筆者にとっては〈ここをこう読んでもらいたい〉という箇所が三つや四つは必ずある。そこのところを的確に汲みとってもらえた時は「人生、一知己を得れば、以て恨無かるべし」というような心境になるし、全く無視された時には索漠(さくばく)たる気持ちになる。

それだけに「人生が変わるかもしれない」という一言は、たとえ、「命がけのお世辞」であっても、非常に嬉しかった。

学問は人間を変える。また人間を変えるような学問でなければ、本当の学問ではない。そして、その人間とは他人のことではなく自分のことである。他人を変えようと思ったら、まず自分を変えることである。
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