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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

セレンディビティの予感 《 たった0.1秒のひらめきが人生を変える――茂木健一郎 》

2025-04-02 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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  セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、
  予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探して
  いるものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、
  ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
  [ ウィキペディア ]


あの時のひらめきがなかったら、私の人生は今とは全く違ったものになっていたことでしょう。たった0.1秒の間、神経細胞が一斉に活動し、A10神経が活性化し、ドーバミンが放出された。その一瞬の出来事で大きく変わってしまうのですから、人生とは不思議なものです。


◆たった0.1秒のひらめきが人生を変える

『ひらめき脳』
( 茂木健一郎、新潮新書、p38 )

特に一生に一度しかないようなひらめきは、強烈に印象に残ります。A10神経という快感の中枢が刺激されるのです。私が今まで脳の研究をしてきた中で、最大のひらめきは、「脳の中で情報が伝達する時には、心の中では時間が経過しない」というものでした。これを思いついた時は、全身に寒気を感じ鳥肌が立ったのを今でも覚えています。練馬区の光が丘公園から、当時勤めていた理化学研究所へ歩いていた時にその瞬間は訪れたのですが、ここで思いついた! という場所を今でも忘れることができません。住宅街の真ん中にある何の変哲もない場所でした。近くで、子どもが3人縄跳びをしていたのも、鮮明に覚えています。

それ以前、脳が感じる様々な質感を表す「クオリア」という概念についてひらめいた時も強烈でした。研究所から帰り道、電車に揺られていてノートに何やら書き込んでいたら、突然電車の「ガタン、ゴトン」という音が生々しい質感をともなって飛び込んできて、その瞬間「クオリア」についてひらめいたのです。

あの時のひらめきがなかったら、私の人生は今とは全く違ったものになっていたことでしょう。たった0.1秒の間、神経細胞が一斉に活動し、A10神経が活性化し、ドーバミンが放出された。その一瞬の出来事で大きく変わってしまうのですから、人生とは不思議なものです。

ひらめきは、脳に最大の喜びをもたらします。しかも、その場限りで消えてしまう刹那(せつな)的な快楽とは異なって、一生消えることのない豊かな恵みを運んできてくれるのです。学校のペーパーテストのために劣等感を抱き、自分の中にあるせっかくのひらめきの種を生かさないのでは、もったいなくて仕方がありません。
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