電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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地上には、天が満ちている。
エリザベス・バレット・ブラウニング
◆袋詰め係のチャック
『こころのチキンスープ 8』
( ジャック・キャンフィールド他、ダイヤモンド社、p173 )
私は、スーパーマーケットでの買い物が大嫌い。とくに店がごった返すクリスマスの頃には、さっさと商品をカートに入れて、これと決めたベテランのキャッシャーの列にしか並ばないの。あのとんでもない人混みから一刻も早く抜け出すため。
もちろん、クリスマスは大好きよ。嫌いなのはスーパーでの買い物!
だからこの前、ぎっしり商品の詰め込まれたカートが10台も並んでいる「間違った列」についてしまったとき、私がどれほどうんざりしたかわかるでしょう?
他の列はちゃんと前に進んでいるっていうのに、こっちの列はちっとも動かないんですもの。じりじりしてきて……。列のあちこちから、「どうかしたのかね?」「いつまでまたせるのよ?」と言う声が聞こえてきたわ。
キャッシャーのそばまで行って確かめると、犯人は袋詰め係のチャックだった。彼ったら、ひとつひとつの商品にいちいち話しかけながら、ていねいに袋詰めをしているんですもの。
「あっ、ケーキミックス君、クリスマスに、誰かいい人のデザートになるんだね」とか、「やあ、シリアル君、君を食べれば、男の子も女の子もどんどん大きくなるよ」とか。
商品の袋詰めが終わって、紙袋を渡す段になると、今度はお客に向かって言っている。
「お客さんは家族の皆さんに愛されているでしょ。だって本当によく面倒を見ているもの。よいクリスマスを・!」
私がどうしたと思う? 黙って列に戻り自分の番を待ったなんてもんじゃないのよ。車のところまで買い物袋を運んでくれたチャックに、何と2ドルのチップまであげたわ。彼ったら、その2ドルのお札と私の顔を交互に見比べると、急に顔を輝かせて、思いっきり飛び跳ねた。
そして、大声で叫んだわ。「見てくれ、見てくれよ! おれは、2ドルもチップをもらえる人間なんだぞ!」って。それから、踊りながら店に戻っていった。
つぎにスーパーに行ったとき、その日のことを見ていた店員さんがこう言ったの。
「チャックにチップやってくださって、ありがとうございます。あの子がいい子だってこと、私たちはわかってるんですけど、大切なのは、チャック自身がそのことを知ることですから」
私はこう答えたわ。
「とんでもない、お礼を言うのはこっちの方だわ。だって、彼のおかげで、あんなに優しい気持ちになれたんですもの。何といってもクリスマスですものね。とてもお金では買えないレッスンだわ」
ペティー・パーカー
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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地上には、天が満ちている。
エリザベス・バレット・ブラウニング
◆袋詰め係のチャック
『こころのチキンスープ 8』
( ジャック・キャンフィールド他、ダイヤモンド社、p173 )
私は、スーパーマーケットでの買い物が大嫌い。とくに店がごった返すクリスマスの頃には、さっさと商品をカートに入れて、これと決めたベテランのキャッシャーの列にしか並ばないの。あのとんでもない人混みから一刻も早く抜け出すため。
もちろん、クリスマスは大好きよ。嫌いなのはスーパーでの買い物!
だからこの前、ぎっしり商品の詰め込まれたカートが10台も並んでいる「間違った列」についてしまったとき、私がどれほどうんざりしたかわかるでしょう?
他の列はちゃんと前に進んでいるっていうのに、こっちの列はちっとも動かないんですもの。じりじりしてきて……。列のあちこちから、「どうかしたのかね?」「いつまでまたせるのよ?」と言う声が聞こえてきたわ。
キャッシャーのそばまで行って確かめると、犯人は袋詰め係のチャックだった。彼ったら、ひとつひとつの商品にいちいち話しかけながら、ていねいに袋詰めをしているんですもの。
「あっ、ケーキミックス君、クリスマスに、誰かいい人のデザートになるんだね」とか、「やあ、シリアル君、君を食べれば、男の子も女の子もどんどん大きくなるよ」とか。
商品の袋詰めが終わって、紙袋を渡す段になると、今度はお客に向かって言っている。
「お客さんは家族の皆さんに愛されているでしょ。だって本当によく面倒を見ているもの。よいクリスマスを・!」
私がどうしたと思う? 黙って列に戻り自分の番を待ったなんてもんじゃないのよ。車のところまで買い物袋を運んでくれたチャックに、何と2ドルのチップまであげたわ。彼ったら、その2ドルのお札と私の顔を交互に見比べると、急に顔を輝かせて、思いっきり飛び跳ねた。
そして、大声で叫んだわ。「見てくれ、見てくれよ! おれは、2ドルもチップをもらえる人間なんだぞ!」って。それから、踊りながら店に戻っていった。
つぎにスーパーに行ったとき、その日のことを見ていた店員さんがこう言ったの。
「チャックにチップやってくださって、ありがとうございます。あの子がいい子だってこと、私たちはわかってるんですけど、大切なのは、チャック自身がそのことを知ることですから」
私はこう答えたわ。
「とんでもない、お礼を言うのはこっちの方だわ。だって、彼のおかげで、あんなに優しい気持ちになれたんですもの。何といってもクリスマスですものね。とてもお金では買えないレッスンだわ」
ペティー・パーカー