電脳筆写『 心超臨界 』

真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく
新しい視野を持つことにある
( マルセル・プルースト )

論語 《 或るひと孔子に謂いて曰く、子は奚すれぞ政を為さざるや 》

2024-03-21 | 03-自己・信念・努力
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◆或るひと孔子に謂いて曰く、子は奚(なん)すれぞ政を為さざるや


『現代語訳 論語』
( 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p33 )
為政第二(17~40)

37  或謂孔子曰。子奚不為政。子曰。書云孝乎惟孝。友于兄弟。施於有政。是亦為政。奚其為不為政。

(訓) 或るひと孔子に謂いて曰く、子は奚(なん)すれぞ政を為さざるや。子曰く、書に云う、孝なるか惟(こ)れ孝、兄弟に友なり、有政(ゆうせい)に施す、と。是れ亦(ま)た政を為すなり。奚すれぞ其れ政を為〔すを〕さずと為さんや。

(新) あるひとが孔子に言った。先生はなぜ政治に携わらないのですか。孔子曰く、書経に、孝行の点ではこの上なく孝行、兄弟に向っては友愛、これは政治の上に大いに役立つ、とある。政治家になるばかりが政治をするのではないことを言っているのです。してみれば私も政治に携わらないことはないわけです。

有政の有は意味のない助詞、ここでは四字句を作る役目をつとめる。奚其為為政の二字の為の字の中間に、明かに不という字が落ちているのでいま補った。もしこの字がなければ、奚すれぞ其れ政を為すことを為さん、つまり政を為さぬことになって、上文の政を為すなり、と矛盾してくる。ここは、いわゆる政治ばかりが政治ではない、いわゆる政治家ばかりが政治を行うのではないという意味である(『全集四』105、128、134、230頁参照)。
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