ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

梅仕事

2018-07-27 08:51:56 | 身辺雑事
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NEW! モニターさん募集

 「潜在意識書き換えカラーセラピー」
   近日リリース!

7月以降のモニターさんを募集します。 7月残り少なくなりました! 8月の予定もUPしました!
※モニター体験は1回限定でお願いいたします。

<潜在意識書き換えカラーセラピーって?>
ヒプノセラピー×カラーセラピーの融合、と思ってください。
自分の潜在意識を可視化できるカラーセラピーで自分の意識を確認しながら、過去、あるいは前世に戻って自分のインナーチャイルドを癒します。
ショックや辛い経験を新たな記憶に書き換え、戻ってきます。
自分にはショックや辛い経験なんてない、と思ってらっしゃるでも、私たちはある意味「生まれてきたことそのものがショック」ですから(羊水のなかで呼吸していたものをいきなり肺呼吸しなくてはならない、というだけでも人生で一大のトピックスです!)、必ずトラウマになっているようなことはあります。
よりよい未来を創りあげるために、ぜひ「潜在意識書き換えカラーセラピー」を体験ください。

120分  ¥25000   ⇒ モニター価格  ¥5000                   
 ※アンケートにお答えいただくことが条件となります。

 岐阜市 ヒーリングサロン 些々羅 にて

 お申込みは、chakra@aura-soma.name

<7月の受付可能日時>
          7月のご予約はすべて埋まりました。ありがとうございました。

 7月 9日(月)  10:00~      13:00~      
   10日(火)  10:00~      13:00~      
   11日(水)  10:00~      13:00~      
   14日(土)  10:00~      13:00~      
   16日(祝)  10:00~      13:00~       
   17日(火)  10:00~      13:00~      
   18日(水)  10:00~      13:00~      
   21日(土)  10:00~      13:00~ 

 8月 4日(土)  10:00~      13:00~
    6日(月)  10:00~      13:00~  
    7日(火)  10:00~      13:00~
   18日(土)  10:00~      13:00~
   20日(月)  10:00~      13:00~
   21日(火)  10:00~      13:00~
   27日(月)  10:00~      13:00~
   28日(火)  10:00~      13:00~
   29日(水)  10:00~      13:00~

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本を出版しました!

  「オーラソーマの奇跡と私の気付きの日々」
    ~潜在意識を”色”として客観視することで劇的に人生が変わる~


オーラソーマというカラーセラピーに出会って10年。
オーラソーマに取り組むことによって自己成長してきた記録です。
スピリチュアルな世界に足を踏み込むと誰もが気になる
「自己受容」とか「ありのまま」ということなどについての
理解について述べた本。

ご購入はamaon.から → こちら




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*目標が明確になります。



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「梅仕事」という言葉があるのを最近知りました。
これは青梅ができる季節になると梅をざらめとホワイトリカーに漬けて梅酒にしたり、梅シロップをつくったりする、ようは梅に関するすべての手仕事のことを言います。
ひいては、梅に限らず「その季節になると毎年のならいのように行う家庭内での仕事」のこと全般のことまで指す場合もあるようです。



先日、Eテレビ NHKを観ていたらそのことについてやっており、去年「海街ダイアリー」という4姉妹の映画がありましたが、そのなかにもそんなシーンがあったようです。
私は映画を観たのですが、そのシーンには記憶がないので、ひょっとしたら映画ではなく、原作の漫画にはそういうシーンが出てくる、という意味だったのかもしれません。
家に梅酒があり、それをお姉ちゃんたちがおいしそうに飲み、
「私たちの手作りだよ」
というのを聞いて、末っ子のすずが、
「え~っ、これが?」
と驚くと同時に興味津々で覗き込むのを見て、長女が、
「そうだ! 来年はすずのために、梅酒だけじゃなくて、梅ジュースも梅シロップも作ろうねぇ」
と言って、実際にその季節がやってくると姉妹総出で「梅仕事」をしました、というシーンです。
昔はこのように一家総出でする家庭内仕事というものが当然のようにあったような気がします。
小さい子どもは遊ぶ時間を奪われて舌打ちすることもあったかもしれませんが、こういうことがあることによって家族が一致団結せざるをえないシチュエーションがあったり、お互いが今何を考えているか、どういう状態にいるかも自然に確認できたりした、という良さがあったのではないでしょうか。



私の家では梅酒はつくりませんでしたが、近所の親戚のおばさんが毎年せっせと梅酒づくりに励んでいました。
おばさんが知り合いの八百屋さんに頼んで特別に手に入れるその青梅は、そんじょそこらで売っているものに比べると二回りほども大粒で、それは見事な梅でした。
品質もよく、私は子どもでしたからアルコールを飲むことは許されませんでしたが、浸かった梅を食べるのが大好きでした。
ぷたぷたに浸かった梅が好きな人と、ちょっとまだカリッとしたところが残っているくらいが好きな人とに分かれたと思いますが、私は後者でした。
梅が大きかったので、2粒ほども食べるとほわんと酔っぱらうくらいでした。
私は自分が大好きなあの梅をどうやって漬けるのか知りたくて、よくお手伝いもしました。(ほんとは自分がたくさん食べたいための罪ほろぼしだったかもしれません)
おばさんは
「じゃあ、この梅に十字に包丁で切りこみを入れてね。よく漬かるようにね」
と言いました。
まだなんの料理もできずに包丁ももったことがないような小学校の低学年でしたが、このお手伝いだけは楽しかったなぁ。



ちょうど昨日、オーラソーマのセッションでいらしたお客さまとそんな話になりました。
その方が選んだボトルから
「地に足がついている、っていう魅力をお持ちですね。」
と話し、「地に足がついている」とはどういうことか、という話しからいつのまにか「毎日の家のなかの仕事をきちんとすること」という話しになっていました。
その方は、
「わたし、草むしりが大好きなんです。あれやってるとストレスが発散されてとーっても癒されるの。」
とおっしゃいました。
あぁ、そうだなぁ、現代ではほとんどの家庭から失われた一連の「梅仕事」だけれど、どこの家庭にも多く残っていることといえば、草むしりくらいかなぁ、なんて思いながら聞いていました。
するとその方がこんなことを教えてくださいました。
「どうして自分自身、こんなにも草むしりで癒されるんだろう、と思っていたら、この前、こんなことを聞いたんですよ。
草むしりの一定のリズムが脳をシータ波にするんですって。だから癒されるはずですよね。」
と。
へえ、そうなんだ。理にかなっているものだな、と思いました。



私の両親はたいへん忙しい仕事をしていましたので、いつも「時間に追われている」ような生活でした。
事実、それが口癖でしたし。
そのため、
「1番大事なものは時間。お金で買えるものなら時間を買いなさい。効率的でない、単純作業なんかしているヒマがあったら、そういうものはお金で買いなさい。」
というのが教えでしたので、私もできるだけ合理的で効率的なことのほうが好きでしたし、単純作業で時間を使うとなんだかものすごく時間を損したような気持ちになったものでした。
そんな私ですから、「梅仕事」の一環である梅酒をつくったり、らっきょうを漬けたりなんてことは当然したことがありません。
「CHOYAでいいでしょ」「桃屋で十分っしょ」てなもんです。
草むしりするくらいなら(私が生まれ育った家、今住んでいる家は草むしりが必要な立地ではないですが)、
「そんなことに精出すくらいなら、ラウンドワン一発、撒いておけばいいことじゃないの?」
とそちらを選択していたと思います。



だけれど、当然のことながら、それは「自分で1からやった」ことと比べたら劣ったり、何かしら弊害があることなんですよね。
大手メーカーが作ってスーパーで売っているものを買って来たら、当然防腐剤などが入っていますし、味の好みだってバッチリ!というわけにはいきません。
ラウンドワン撒いたら、雑草も生えてこない代わりに土壌も悪くなり、蝶などのきれいな虫たちも寄りつかないような土地となることでしょう。
でも私は、そこに気付かず、現代ではいくらでも専門におまかせすれば効率的に物事を運ぶことはできるのだから、そういうものは専門家にまかせて、その時間を自分のための何かクリエイティブなことに使うべきだ、とずっと思ってきたわけですね。



そんな私ですから、何度も書きますが、このところの気付きである「自分自身の暮らしを、ほんとうに望む形に1から整えること」のなかには手作りであったり、丁寧に単純作業を続けることから得られる気付きがいかに大きいものか、ということに今更ながらに感動しているってわけです。
なにからなにまで1から自分で行って原始に戻ろうと言っているわけではありませんが、我が家にとっての「梅仕事」になるようなことは大切にしていきたい、と思いました。
何があるかな・・・?
さしずめパッと思いつくのは、春の山菜の処理。
山菜はアクが強いものが多いので、下処理が必要になるものが多い。
でもそれは全然苦にならないんです。
そりゃあスーパーで売ってるひ弱な山菜とは、山へ行って獲ってきたものは全然味が違いますからね。
つくしはハカマを取らないと食べられないからせっせと剥く。
爪の中は真っ黒になるし、あれ、結構時間がかかりますからねぇ、ダーリンなんて
「あ~ぁ、つくしの自動ハカマ取り機って売り出さないかなぁ」
なんて言ってますが、そんなもの売り出されるわけがないっしょ。
ほんの一時期だけの食べ物のためにそんなマシン買う人がどこに居るって言うの、と笑い飛ばしましたが、もし仮に一時期だけではないからそれには価値があるかも、ということがあっても私はこうしてちまちまと爪でハカマを取ろう、と思いました。
四季に応じて、我が家の風物詩となる「梅仕事」というのが1つくらいは在るといいですね。