ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

雨の日を楽しむ

2009-05-08 06:43:06 | 身辺雑事

昨日は1日中、けっこうひどい雨でした。

おまけにすごい横風。

自転車でちょっと出かけようとしたら、いきなり吹いてきた突風に傘の骨が半分くらい折れ曲がってしまい、使い物にならなくなってしまいました。

ええい!ままよ、とそのままびしょびしょに塗れて自転車で目的地まで行きました。

買い物に出かけ、銀行やらなにやら用事をすませ、サンダルを履いていたので(ミュールなんてしゃれたものは履きませんよ、私しゃ。サンダルですっ!)、今度はつま先のあたりが濡れて気持ち悪いったらありゃしない。

もうぉ~とため息をつきながらも、こういう「雨の日に感じることになる肉体的な気持ち悪さ」というものはもちろん嫌ですが、私は雨の日自体はそんな嫌いでもありません。

昔、江国香織さんのエッセイで「雨を見に行く」というものがあって、えらく新鮮な気持ちになったのを覚えています。

江国さんは雨の日に「ねえ、雨を見に行こうよ。」というデートをパートナーにもちかけるのです。

そしてわざと傘もささずに濡れてそして天空を見上げてただぼーっと雨が落ちてくるさまを眺める。そんなデート。

なんだか素敵だと思いませんか?


私はこれを読んでから、さっそく「雨をわざわざ見る」ということをやってみました。(そのときには「ねぇ、雨を見に行こうよ。」と誘う恋人はいなかったので、勝手にひとりで雨をわざわざ見ただけなわけです。)

そうしたら! あらま、新鮮。

そのときは、ポツリポツリという程度の弱い雨だったのですが、それを真下から見上げると結構雨ってすごい重力で落ちてきている!というのがわかります。

もし、目の中に直撃したら、かなり弱いレベルのものでも失明するんじゃないの、って怖いくらい。

よし、一粒ひとつぶの正体を見極めてやろう、なんて感じで見てみたり、地面にたたきつけられる瞬間を見てやろうなんて感じでじっと地面に目を凝らしたり・・

でも一番おもしろかったのは、やっぱり真下から見上げるものだったな。そんな角度で普段見ないから新鮮ですよ。

みなさんも一度やってみませんか?

雨の日が楽しくなりますよ。

肉体の気持ち悪さだって、そのあとそのままの状態ですごさなければならなかったり、単にタオルでちょこっとぬぐったりぐらいしか手立てがないから気持ち悪いって思うんであって、「濡れる」ことを積極的に楽しむとこれまた楽しいんだよね。(まぁ、いまは酸性雨であんまり体によろしくないだろうから、さしておすすめはしませんが)

濡れても、そのあとすぐにシャワーを浴びたり、着替えたりすることを前提として一度雨に積極的に濡れてみませんか?

できれば服もあまり着ないで・・ だから夏とかがいいのかな。

肌に直接ぴしゃっ、ぴしゃっと当たる感じがなんとも原始の感覚を呼び覚まされるっつーかいいもんですよ。

人間も自然のなかの生命体のひとつじゃないか、なんて気持ちになります。

そのあとで熱いお風呂に入れるような状況だとなおさら最高!

お風呂といえば、江国香織さんの「冷静と情熱の間」という小説(映画にもなりましたよね。私が彼女の小説の中で最も好きなものです。)で、やたらと主人公の女性が入浴するシーンが出てきます。バスタブにつかるのが趣味の女の子で暇さえあれば、ぼーっと3時間でも4時間でも入っているという設定なのです。

そしてほかのエッセイを読んだとき、これがどうやら江国さんそのものの趣味だということがわかり、(やっぱり・・ あのシーンはやけに力はいってたもん。)と思いました。

雨好きとお風呂好きはセットでないと辛いかもしれない・・

ゆっくりとお風呂につかれる状況をセッティングして雨の日に「雨を見に行きませんか?」





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